トルコの魅力 ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

トルコの魅力・・・語ったら切りないでしょうねえ。 
古代遺跡、歴史的建造物、自然に食べ物、エンターテインメント。そして、訪れる季節によって様々。 

そして、何はともかく、トルコ人は人が大好きなのでしょう。特に親日家が多いと実感。イタリア人とは、また違った明るさとずる賢さ。 

さて、イスタンブールに行ったら、やはり見ておきたい一つが「トプカプ宮殿」。 
オスマン朝の支配者の居住として400年もの間政治や文化の中心であったという。なので、国会議事堂?ならぬ議会所まであって驚き。当時の宮殿内には、病院や公務員養成の訓練校、兵器庫、貨幣鋳所からハーレムまであった。 

現在は博物館となっているが、当時の様子を偲ばせている。とにかく、敷地が大きく、貴重な展示品の数も多く、目もくらむような宝石もごろごろ。けれど、あれだけあると、価値というものがわからなくなってしまう。私は宝石よりも、 心惹かれたのは、ハーレムね。 

アラビア語のハラム(=聖域)やハリム(=禁じられた)を語源とするハレムは、女達の壮絶な闘いの場だったに違いない。彼女たちの中でもスルタンに気に入られたお手付きの女性は、個室や召し使いが与えられたというが、公式の妻になった女性は、とにかく、はじめに嫡子を懐妊することが大切。そして第一夫人となり、ハレム内で絶大な権力をもつようになる。 

ハーレムの女達が、世界中から略奪されたり売られてきたということはよく知られているが、スルタンの寵愛を獲得しても、生まれた子供は毒殺されたり、闇の世界だったに違いない。そして、そこに欠かせないのは、宦官。 スルタン以外、普通の男たちの出入りは厳禁であったハーレムを取り仕切っていたのは 皇太后、そして黒人宦官長だったという。 

彼らもやはり海外から調達された奴隷。黒人が中心になったのは、白人より手術の成功率が高かったからという。消毒剤のない当時のこと、手術を終えた少年たちは、首まで砂漠の中に埋められ、熱砂で傷口が癒えるのを待たねばならなかったという。生き残った頑健なものが、宦官として売り飛ばされたのだろう。残酷としかいいようがない。 

ところで、トプカプ宮殿敷地内では、沢山の学生たちの姿を見かけた。課外授業?修学旅行だったのだろうか。ほとんどの子供や学生たちは、制服姿であったが、藤色がかったピンクの上着に、ピンクとグレーのチェックの膝上のスカート。日本では、制服としては、考えられない色の組み合わせだろう。 

「ハロー」。子供達が私たちに手を振ってくる。手を振り返すと、皆カメラや携帯電話で写真をとりまくる。次男に至っては、皆に頭をなでられたり、握手を求められていた。なんで???ふと気付くと、夫なんぞは、彼らのクラス写真に一緒に混じって、ピースサインしていたり、サムズアップして一緒にうつっているではないか!。なんなんだ?!なんかMr.ビーンみたいだな・・・爆 町に行っても同じ。長女は若い男の子達に、じろじろ見られ、長男・次男も中高生の女の子達とすれ違うたびに、ひじをつつきあい、わが子たちをあごで合図。あれは、なんだったのだろう。私においてはなし。旬は終わりました。笑

続きはまた明日・・・千夜続きます。笑 

ガイドさんに教えてもらったトルコで大人気のスルタンのドラマ「Muhatesem Yuzyil」  
http://www.youtube.com/watch?v=PBxXN3HyBcg