ITAMA  申し込み開始 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日から2011-2012年度のITAMA(Italiano per Mamme)の語学学校の受付が開始した。


先週のスタッフ・ミーティングでの最大の問題点は、いかにお金を集めるかという事だった。私たちは、非営利団体ではあるけれど、年間の授業料としていただく11ユーロの中には、テキストとなる本代も含め、子供の保険料や雑費、云々活動には、いろいろとお金がかかる。生徒達から集められるのは、この授業料のみ。我々スタッフや親類・知人からの寄付を募っているが、それでも昨年はなんだかんだいって500ユーロ前後のお金が流れた。毎年同じ人に寄付を募るのも、はっきりいって気が引ける。本は、ディスカウントしてくれる文房具屋に当たる予定。慈善団体を支持してくれるという銀行のある部門に問い合わせの手紙を準備中。なんとか、ここに神の手が差し伸びてくれるといいのだけれど・・・。

さて、今年度の申し込み状況。
第一日目。
初年度は日本人とアラブ人(エジプト人、モロッコ人、アルジェリア人など)だけだった。昨年は、そこに中国人とアフリカ人が数人加わった。今年は、まだ中国人、アフリカ人は来ていないが、新たにスリランカ人やフィリピン人も加わった。本来、アジア系は多いはずだけれど、とにかく、言葉が出来なくても仕事第一で、家にいる人が少ない様子。今年はやっと口コミできてくれたのだろうか。明日と来週に期待したい。

そして、問題のお子ちゃま方・・・
第一日目は生後2ヶ月と5ヶ月とエジプト人の赤ちゃんと1歳半から2歳未満の日本人3人。エジプト人の母親は、生年月日を聞くと「90年生まれ」といわれ、「???」「娘が96年生まれだから、90年って何歳?」思わず頭がフリーズ。しかも、彼女には3歳の子供もいる。エジプト人の女性というのは、意外に結婚が早いらしい。いや~、「息子の彼女の年齢っていってもおかしくないわよね」という仲間もおり、驚いてしまった。

それにしても、小さい子供に触れるのは、なんとこころ癒されるものか・・・。イタリアでの日本人の子供は、幼稚園へ入るまでは、母親とべったり、というケースが多い。だから、幼稚園就園まえに、母親と切り離されるというのは、ある意味、人生初めての試練でもあるのかな?この世の終わりのごとく、なかれてしまうと、きっと母親の方にも、そしてシッターの方にも罪悪感を感じてしまうことさえある。でも「ママ今勉強中だよ~。頑張ってるんだよ。だから、○○ちゃんもがんばろうね。怖くないよ~。ママ、楽しかったよ、いい子だったよっていったらママ嬉しいよ」というと、まだ話せない子でもたいてい静かになる。「ママ?勉強?」きっと母親にも同じ言葉を聞かされているのだろう。たいていの子が聞き分けが良くなってくれる。

皆は、日本人だから、言葉が通じるから安心するのだ、というけれど、決してそうでもないケースもあった。急に泣き出した、女の子のところに、私が近づくと、泣いて初めに接してくれたイタリア人の同僚を追いかけ、抱っこしてくれ、とせがんでいた。(単に私が怖かったのか?笑) はじめに接してあげた男の子はずっと、私と一緒で、心が落ち着くと、一人でおもちゃの中に行ってあそび、たまに思い出して不安になると、私のところに抱っこして・・・とやってくる。初対面なのに、すごいなあと思う。こんな小さい子にも信頼してもらえるというのは、嬉しいもの。

それでも、帰宅するとどっと疲れる。学校がはじまり、まだ2週間弱だというのに、夜10時になると、電池がきれたおもちゃのように、頭が朦朧としてきて、動きも鈍くなり、パタンと寝てします。やっぱり年なのかな・・・・

でも、汲んでもまた湧いてくる泉の水のように、エネルギーは沸いて来るもの。私は本当は笑顔は苦手。でも、それを意識することで、人に与えられる笑顔は素晴らしい。どうか、私が傲慢にならないために、私を神様の道具としてお使い下さい、と祈りたい。
http://www.italianopermamme.com/