朝顔 パートII | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

朝起きると、窓を開け、ベランダにソファのクッションを干す。そして植木に水をあげて、洗濯、お風呂掃除・・・と一日が始まる。今朝は慌ただしく、植木にお水もあげられずに出かけてしまい、一時帰宅し、見てみると、あ~っ!!ついに朝顔の花が咲いた!! 

何色が出るんだろう・・・と思っていたら、薄い紫色。 
黄緑色の生き生きとした葉の間に、楚々と遠慮がちに、それでいて気品を感じる花一つ。 

お天道の元で健気に咲く花は懸命にその花の使命を果たしているように見える。それは、ある意味人間と同じかもしれない。大きな花もあれば小さな花もある。目立つ花もあれば地味な花。早咲き、遅咲き。お店で売られる花もあれば、道端でひっそり一生を終える花・・・と様々。他の花との優劣を比べることもなく、自分にしか咲かせられない花を一番美しく咲かせることが花の使命だとすると、我々人間も与えられた命を大切にし、他人に左右されず精一杯生き抜くことが使命ではないかとふと思う。 

花が咲くのを待ちに待って、思わず咲いているのに、気付くというのは、本当に嬉しい。置かれた場所に咲く。まさに咲いてくれました。咲いてくれて有難う。 

自由な気持ちで他人の思惑と関わりなく『我は咲くなり』。美しくたくましい。そういう女性になりたいもの。