葡萄の季節となった。
子供達は葡萄が大好き。我が家で買うのは、名前はわからないが、透き通るような黄緑色の少し細長い型の種無し葡萄。種無し葡萄を買うのも、ここ数年だろうか。学校の給食で葡萄が出ても、イタリア人は種も皮も一緒に食べてしまうそうだ。それが、日本の夏に一時帰国し、食べたデラウエアには、毎回大喜び。私は、種がないのは、楽でいいけれど、デラウエアは、ちっちゃくって食べるのが面倒。横着ものだ!笑
さて、古代ペルシャでは、葡萄のことを「ブダウ」と呼んだと言う。葡萄の原産地は中近東だという説があるが、葡萄という言葉もブダウからやってきたのだろうか。
この夏、南仏でモロッコ料理を食べた。そこですすめられたモロッコ産の赤ワインは色も味も濃厚だった。クスクスとマッチするなんて意外や意外・・・いや、私がいかに、ステレオタイプだったということか。
さて、今月号の健康雑誌「Salute Naturale」でも、今月の食品として、『葡萄』が紹介されていた。
主成分の糖質の殆んどはブドウ糖と果糖で、体内で無駄なくエネルギーに変わり脳や体の疲労回復に効果があるという。栄養素としては含有量は少ないが、ミネラル類などをバランスよく含んでいて、皮には抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれて老化、動脈硬化(コレステロール減少にもよい!)、がん、心臓病などの予防にも効果が期待される。高血圧の予防、疲労回復、体力の増強、血行促進、整腸・便秘の予防、むくみの予防にもなるという。
又、赤葡萄の葉には、ポリフェノールがワインに比べて100倍~300倍ほど含まれており、この赤葡萄の葉の煎じ茶を一日2,3度、2ヶ月間続ける事が薦められていた。おやつには、ヨーグルトに干し葡萄とごま、そして栗の粉末をまぜたものも紹介されていた。どんな味?
そういえば、ロクシタンにもグレープスパというスクラブがあったけれど、マッサージする事で、リンパの流れをよくして、むくみの解消と脂肪を付きにくくする作用があるという。数回買った事があるけれど、保湿力が高く、二の腕が引き締まるのは実感したことがある。
さて、7月に遊びに行ったルガーノ湖の友人が、そろそろミラノに戻ってくる。毎年山のようにな葡萄を持ってきてくれるのだが、近所で作っているものだろうか、と思っていたら、実は彼らのテラスのパーゴラでだった。パーゴラは庭や軒先に木材などで組んだ棚で、バラや藤などを絡ませて日除けにするものだが、バーゴラはもともとラテン語で、「ぶどう棚」を意味するんだそうな~。 ほ~っ。
話は基、彼らのパーゴラには、キウイまでみっちりなっている。キウイってぶら下がってできるの?初めて知った。彼らの葡萄はUva Americana(ウーヴァ・アメリカ―ナ)といって小ぶりだが、味は巨峰そのもの。それこそ、皮と果肉の間にある果汁がおいしい。いちいち種を出すのが面倒になるが、きっとそれを味わうために、種を果肉ごと食べるのだろうか?・・・であれば、種無しを好むのは、邪道ということ?
今年は雨が少なかったし、葡萄の実りも味もいいはず。あールガーノの友人が戻ってくるのが待ち遠しい。 現金すぎるか?!爆