「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」これはユネスコ憲章の有名な前文である。http://
領土問題、宗教問題、人種問題。・・・最終的には、国に有利な国益が発端。そこから、人の心の中の憎しみや欲望が争いに拍車をかける。
現在、世界に192の国があり(国連加盟国)、日本は憲法で戦争を放棄しているけれど、他国を攻める戦力ではなくとも、自衛隊はあるし、在日米軍もいる。微妙だわ・・・
紛争解決、問題解決の為に武力で片付けましょう、というのは、どうも子供の(大人でもする?)喧嘩のよう。
「もう、戦争は止めよう!」という、不戦条約が第一次世界大戦後に結ばれたにも関わらず、(http://
言い訳なんてなんとでもいえる。そして、国益の為なら、他国民はもとより、自国民の命さえもなくして当然というのだろうか。
一度、子供たちと『戦争はなくならないの?』と話した事がある。『人間は皆、エゴイストだから、無くなるはず無いさ』と夫。それをいったら、おしまいでしょう・・・。とはいえ、人類有史以来、戦争の無かった年というのはあるのだろうか。聖書を見ても、人は同じ事の繰り返しばかり。そもそも個人レベルでみる喧嘩にせよ、自己中心性が原因。それを克服するというのは、結局は灯台下暗し、各個人の内面性、つまり改心なんじゃないだろうか。上記ユネスコ憲章と同じことがいえる。
平和は、ただ戦争反対、核兵器廃絶、軍縮を街頭で声高に唱えたり、署名運動をするだけじゃあ実現できないでしょう。各々が個人レベルで、自分中心に生きている生活を反省し、家族や周囲の人々と仲良く暮らす努力をいとわない、というのが一番の「はじめの一歩」なのではないだろうか。
戦争、断固反対! でもなぜなのかその理由を一人ひとりもちましょう。
『傲慢でぶっきらぼうで利己的になるのはいともたやすいことです。でも私たちは、もっと素晴らしい事のためにつくられているのです。』 マザー・テレサ