ローマの日常 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

これ見て思い出した。

「アオー~」
そう。ローマの人って、「 エイ(ねえ)」「チャオ」などに匹敵する呼びかけとして、こういう言葉をよく使ってたわ。品が無くって、どうも田舎くさいイメージを持っていた。笑

SPQRの刺青。これまた、笑えます。
ラテン語で Senatus Populusque Romanus。「元老院とローマの人民(市民)」、すなわち古代ローマの国家全体(共和政ローマ・ローマ帝国)の主権者を指す。いわゆる「Ladies and Gentlemen」紳士淑女諸君のあれである。イタリア語でSono Porci Questi Romani。このローマ市民どもは豚であると皮肉を言われる事も多々ある。笑

さて、数年ぶりのローマで変わったな・・・と気づいたのは、バングラデッシュ系の物売りがやたら増えていたこと。偽物ブランドバッグはなぜかセネガル人のカテゴリー。ミラノでは中国人も多いけれど、ローマではバングラデッシュ人がスライム系のおもちゃやシャボン玉ピストルを売っていたけれど、今回驚いたのは、ミラノでも見た事がない日傘。買う気はないのに、ついつい値切りゲームをしちゃって要らんものを買ってしまう。今回も又、旅行気分で浮ついて、ついつい「いくら?」と聞いてしまった。だいたい、3分の1くらいまでは普通に値切れる。でもそれ以上は無理、と断られるので、半値にならなきゃいらない!というと、最後には相手が折れる、というケース。10ユーロくらいで5ユーロになるなら・・・と思っていたら、あっさり4ユーロといわれた。あっそうなの?そこで3ユーロというのも、悪いかな?ここで、逆に寛大になっちゃってほいほい4ユーロを渡してしまった。それでも、「黒は無いの?」ときくと、『ノー!!』と逆に驚かれてしまった。あら、紫外線カットするんじゃないの?結局白にした。

その後、日本から来た友人に『先日誕生日だったよね?はい、これ誕生日プレゼント。」といって花が刺繍されている黒の遮光日傘を頂いた。いずれにしても、ミラノで日傘差したら浮くよね・・・爆

『トレビの泉』ではやたらカメラを首に提げたバングラデッシュ人のカメラマンが多かった。しかも、ポラロイド。その場で出来た画像を売るらしい。

そして、観光ルートには、どこにでも、銅像のように一目を引くパフォーマンス、ウォーキングアクトを見かけた。何処にでもいたのが(ミラノにもいる!)自由の女神やツタンカーメン。フォロ・ロマーノでは意味不明な鹿を発見。酔っ払いやあれは、なんのキャラクターだろう。銀色で、宮崎アニメに出てきそうな3人組。近くを通りかかると、中から「お~っ」とうなり声が聞こえた時もあった。やはり暑いんだね。ご苦労様。笑

「楽しさを求めよう。人生は一度しかないのだ」byホラーティウス・フラックス(ローマの詩人) 最終的には、これなのかな。究極のローマ式生き方。