日本の新聞、どれを読み比べても「なでしこジャパン」の凱旋帰国の記事で一杯。
なでしこジャパン、6度目の出場でW杯初V。
その他Wカップ状況・・・IBAF女子野球は、前2回優勝。常にアメリカの存在が気になる。又、世界女子ソフトボールは、優勝したのは、1970年で、この過去3回は常に準優勝。なかなかアメリカを超えられない。ちなみに、女子バレーは昨年3位。(2014年イタリアにて開催)
とはいえ、オリンピックにしても女性ぬきにして、語れない時代になってきた。「ネバーギブアップ、絶対にあきらめない」という気迫は何事においても、もっていたいもの。問題としては、スポーツ団体の役員はまだまだ圧倒的に男性が占めている。そして、中・高校の部活では、女性の心理や生理を無視した教師が指導者となっていることがまだあるんじゃないかな・・・
それにしても、なでしこジャパンの選手はお給料が少ない人が多いらしい。
男子はたいしたことない選手でも結構もらえるのに不公平では?
ところで、日本の友人(元ミラノ仲間)からのメールで、塾主宰の「都立第一志望の生徒のための私立選び」というセミナーに参加したところ、内申基準で審査する学校の中には男女の基準点に差があるところが何校かあったというのが、印象にあったという。そんなのあり?コツコツ勉強する女子より内申の低い男子が多いかららしい。日本ってまだまだ男子に有利にできているのだろうか。なんか納得いかないな・・・まっいいさ。うちの子たちが日本で受験することはないだろう。
先日、「僕、日本が好きなんだ。日本人の彼女が欲しいんだけど紹介してくれない?」とあるイタリア人に聞かれた。あれっ彼女いたはず・・・と思ったら、最近イタリア人女性にふられたらしい。いまだ、日本人女性というと、ゲーシャ(だいたい芸者自体の認識が違う!)男より3歩下がって歩く女性・・・的イメージ(って蝶々夫人じゃないんだよね!)または日本のアニメのように、おちゃめでちょっとおっちょこちょいで・・・なんて想像している輩もいるんだろうか?
いまどき、男は度胸、女は愛嬌なんていう美徳、いやいや現実は変わってきているかも。女は度胸、男は草食系。坊主はお経、やくざは任侠・・・笑。
日本人女性は、凛とし清らかな美しさを持っていなければならない。そして、美しいだけではなく、大胆さと勇気も必要。そういや~、ミラノの日本人婦人会も「なでしこ」会という。
最近、放送終了が発表された『水戸黄門』の由美かおるが演じた「かげろうお銀」は女忍者、また、「疾風のお娟」は女山賊・・・「ボンカレー」の松山容子扮する琴姫は、11代将軍家斉の末娘というお姫さまが、若衆姿や芸者姿に扮装して 城を抜け出し事件を解決していく・・・清楚可憐な女性が実は、心身ともに強くて驚かされる、というのが面白い。実はこの花、乾燥にも強く非常に逞しい花なんだそう。非常に分かる気がする。
イタリア人女性を花に例えたら・・・う~ん、なんだろう。一般的にいうと、自己主張激しい大きな、または派手な花で、かおりプンプン。それなのに、とげやら花粉やらで自分を防御。思わず花粉症を引き起こしそう・・・。おっ失礼。