遅ればせながら、7日は七夕だった。ミラノも暑かったけれど、夜の空は綺麗だった。日本百景の一つである陸前高田市の陸前松原海岸は、7万本の松を有し、風光明媚な景観で知られていた。けれど、東日本大震災による津波で、そのすべてが波にのまれ失われた。
ところが、一本だけ枝葉を残した完璧な状態で見つかった。「奇跡の一本松」とも呼ばれ、震災後は復興のシンボルとなったという。
その「一本松」の上に6日夜、天の川が現れ、多くの星が輝いていた。
なぜか、「見上げてごらん夜の星を」が聞こえてきそうだ。
それでも、「高田松原を守る会」の鈴木善久会長によると、塩水につかった一本松の現状は安泰ではなく、葉の緑が日に日に薄くなり、赤茶けてきているのだそう。「何とか生き抜いてもらいたい」。地元の人は木の回りに防潮柵をつくったり、活性剤を与えたりする努力を続けているという。
奇跡の一本松は、人々の心に希望の灯火をともしているに違いない。
私たちも、命のある限り、どんなことが起きようとも、困難を生き抜いていかなきゃって教えてもらっているような気がする。
見上げてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光りが
ささやかな幸せを うたってる
見上げてごらん 夜の星を
ぼくらのように 名もない星が
ささやかな幸せを 祈ってる
手をつなごう ぼくと
追いかけよう 夢を
二人なら 苦しくなんかないさ
見上げてごらん 夜の星を
小さな星の 小さな光りが
さやかな幸せを うたってる
見上げてごらん 夜の星を
ぼくらのように 名もない星が
ささやかな幸せを 祈ってる