昨日の日記の補足。
日本は登校初日に教科書配布、それが当たり前。
補習校もそれが理想なんだろうが、日本から届いていないのが現状。まあ日本はでていて、イタリア内で止まっている、という状態かもしれないが。 は~っ。
だいたい、イタリアの学校は6月に教科書を注文したところで、9月に、大本が動き出して、文房具屋や本屋に届く、といったところ。だから6月の注文はいかに早く予約しておくか、その順番が9月にものをいう。
毎年、この疲労感、ありえない。イタリア人にとってはそれが当たり前?!笑
下手したら、9月になって印刷してるんじゃないの?ということも。毎年そういった状況でありながら、教科書が届かない家庭を学校側はなじる!もちろん、全く予約をしていない家庭もあったりと、意識の低さに毎年ふっとびそうになる。
とはいえ、結構業者とけんか腰になっている親を、文房具屋で良く見かける。文房具屋等もちゃんと説明してくれたら、納得いくのに「自分のせいじゃない」の一点張り。確かに、そうかもしれないけれど、どういう状況で、出版元から送られてこないのか、わからないものなら仕方ないけれど、いつも、だれのせいだとか、責任逃れには嫌気がさしてしまう。
昨年、近所の文房具屋では裸子開かず、別の文房具屋へいったら、同じ状況ではあったけれど、ミラノの学校図書取り扱い本元の時点で予約(結局遅くなってしまったので)数がすくないため、出版元(そのときはボローニャでした)から、ある一定数のリクエストが来るまでは発送できない状況だと説明された。あ~これが、イタリアの流通制度。確かに本数冊のため、人件費つかって宅配するのは赤字になってしまうから、できない!ってことなんでしょうけど・・・だから、いままでイタリアではAmazonが普及しなかったということか!
それにしても、昨年は知らなかったから、長女の高1の教科書はまじめに新品を購入(300ユーロ以上)してしまったけれど、わりに皆古本屋で教科書を購入するのも一般的の様子。
ちなみに、ラテン語・ギリシャ語の辞書はかなり大きく、値段もはるし、下手するとドロップアウトする可能性も大きいので、まずは古本を買い、必要であれば新しいのを買う事を薦められ、例のLibraccioへ出かけ、ギリシャ語の辞書を購入。それでも日本円にして5000円くらいはしただろうか。状態によって取り扱う値段もピンきり。 ラテン語は近所の人にもらった。でもぼろぼろ。
またLibraccioでは、本を買い取ってもくれる。昨年、長男のエピカ(抒情詩)の教科書がなかなか届かず、仕方なく、長女の古本がまだとってあったので、それを使い始めしばらく経ってから、新品到着。それをそのままLibraccioへもっていったところ、その本は既にたくさんあるので、いらないと断られた!目が点。
・・・というわけで、長女の進級後(仮定)の教科書の予約は自分でしなさい!といいつつ、やる気があるんだか、ないんだか・・放っておけば、きっとママが動くと思っているんだろうか。は~。とりあえず、学校のサイトからリストを検索して(だいたい、クラスによって教科書が全く違うのも有り得ない!)印刷だけでもしておくか・・・・。そして、Libraccioの住所と地図を添えて・・・結局は私も甘いんだな・・・?!