夏休み一週間目 〜 City Camp | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

$ミラノの日常 第2弾
夏休み一週間目、第一週野球のキャンプも終了。不安定の天候の中、雨が降ったのは、月曜日のトレーニング開始時と、金曜日の終了時。幸運のラガッツィ(少年)たち。

初日にお弁当を忘れたこともあり、翌日から気合いを入れて作ったのに、ほとんど残してくる始末。なんで?と聞くと、食べたくないんだという。そうしたら、ケロッグズや、クラフト、マクドナルドという強力なスポンサーがいたので、午前中と午後のおやつの時間にそれなりに食べていた様子。かんかん照りの一週間ではなかったけれど、それでも午前中は、年齢別にかなりハードな練習をしていたし、午後はグループ活動と試合。グループ活動は、テニス、バレーボール、プールにビデオ鑑賞、クリエーティブ教室と様々。

木曜、金曜日と2回折り紙を教えに行ったが、長男はプールに、なんらかのスポーツ。折り紙なんて近づこうとさえいない。逆に、次男は午前中で体力を消耗し切ってしまうのか?ずっと折り紙。 ちなみに、長男はそのキャンプが6時に終わっても、週の2日は、普通の練習が夜の7時半まであり、一度郊外での試合もあり、夜10時過ぎの帰宅。とても空手に行っている時間と体力がない。夕食後は、見事にソファの上でバタンQ。まあ日本で運動部に入っている子なら普通の生活?それでも、好きでなければできないことだし、忍耐力も徐々につくことだろう。

一度、長男が、次男は初めての試みだけれど、結構上手いから見てあげてよというので、朝1時間だけ残って見学をした。次男のチームは2004年生まれが6人。Futuro Mini(将来、つまり9月からのカテゴリー・ミニ。リトル・リーグより一つ下)。野球初心者チーム。

まず、イタリア人の子供達は小さなボールの投げ方を知らない。肩を使わず腕先だけで投げようとする。しかも、勢いがなければ、距離は飛ばないからジャンプしながらボールを投げる。キャッチ・ボールとて同じ。素手の場合は、指先だけで、手をこすり合わせるようにだけして球に手を出す。グローブを使っても、グローブでキャッチし(手のひらを上にあげている)胸や顔で押さえつけようとする。日本の小さな子供って教えなくてもできるものなんじゃないかと思っていたのは間違い???

次男ももちろん、はじめはできなかったが、目に見えてボールをキャッチする姿が変わってきた。バッティングは、やはり兄弟を見ているせいか、吸収は早い。へー、そういうところもあったのか、と確認。とはいえ、練習中のおしゃべりは多いし、走り方もふざけてて、よく怒鳴られていたが、へっちゃら。けれど、さすがに長男のチームは、いうことを聞かないと、罰でグランドをよく走らされていたし、午後の希望コースは無し、という子もいた。

やはりスポーツをするには、規則を守るのも必要。コーチが話す時は、必ずホイッスルが鳴らされ、全員黙ることが約束。人の話を聞く。日本であたり前のこともイタリアでは通用しないことが度々。そこで、勝手にしゃべったり、身動きしようものなら、ピピピピピーッ!!!笑

そんな中、折り紙教室は、盛況だった。
2日間、2時間ずつの約束が、4時間×2日間。まーピーチク、パーチク、目まぐるしい。要領のいい子とそうでない子。忍耐力のある子とない子、よくわかる。それでも皆いい子たち。目が輝いていた。作品ができる度、嬉しそうにして、自分の作ったものは、みな一まとめにしている。高度のものを作る度、メ・ロ・レガーリ??頂戴!という。

来週も来る?今度は、ピカチュウ作ってくれる?なんていうリクエストも。たしか補習校にポケモンの折り紙の本があったはず。今日の午後、学校へ行くので探して来よう。

どさくさにまぎれて、ね~何歳?と言う子もいた。「脳トレではね、27歳。」
さすがに、みな「ヴェンティセッテ~?!」と疑わしい顔。「そう、脳はね。実際は、みんなのお母さんと同じくらいかな」というと、「41!」「43!」と嬉しい答え。

さあさあ、週末はポケモンの折り紙の予習で大変だわさ!