
(結構緊張しつつも面白顔の次男)
今日から日本語補習校も新学期を迎える。
この8年間土曜の午後は、補習校。これがお決まり。「なんで土曜日まで勉強しなきゃいけないの?」「現地校が連休でもどこにも行けない…」つねに子供たちには文句を言われる。でも日本語維持のためには補習校は、我が家では「絶対」。文句は言わない!言わせない!そうやってきた。そうなると、子供たちもあきらめ、文句を言いつつも、とりあえず出かける。
ここ3週間、春休みであったが、「宿題やった?」「忘れ物ない?」「イタリア語しゃべっちゃだめよ!」こう言わない日が来ると、気が楽になる分、拍子抜けする。とはいえ、この3週間、長男の野球のリトル・リーグが始まっていたので、いずれにしても土曜日は大忙し。けれど、今日は補習校第1日目なので、野球はお休み。「ピッチャーがいない!どうするんだ!」とチームはあわてていたが、ノーコンの長男がピッチャーじゃあチームも危ういな・・・笑
とはいえ、今日次男がピッカピカの小学1年生になる。学校関係一切出てこない夫だが、生涯、子供たちの日本式入学式はこれで、たぶん人生最後だからね、きちんと出席してよ!と今朝念を押す。
日本のように、親も子供もみなきちんとした格好で出席するわけではないが、とりあえずは国歌斉唱、校長式辞、理事長告辞、来賓祝辞(領事、在ミラノ日本人学校校長)などなどと続く。海外にいてこういう経験をするのも大切だと思うが、子供たちはじっと話を聞けない。それどころか、じっときけない(若い)親もいるのだからあきれてしまう。嫌味のように咳払いをしても関係ない。
今年は長女のクラスで5年ぶりに学級委員をする。20数人で始まったクラスも今年はついに5人になってしまった。生き残り戦・・・。
そして、今年の1年生は2クラス。面接をもってレベル分けさせられた。次男はゆっくりクラス。日本人家庭でありながら、ボキャブラリーが足りないといわれた。とほほ。まあ、ゆっくりじっくりでいくしかないな。
長女中3.長男小6.次男小1.私も一緒に気をしめなきゃ・・・。