聖家族 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

$ミラノの日常 第2弾


今日は、ミラノ大司教区、アンブロジアーノ典礼では「聖家族」の日であった。

イタリア語ではサンタ・ファミリア、スペイン語のサグラダ・ファミリアである。ちなみに、スペインはバルセロナにあるガウディの代表作、「サグラダ・ファミリア」は、人々の現世の罪を購うために、聖家族に捧げられた大聖堂である。

さて、イエス・キリストは33年間の生涯のうち30歳までをイスラエルのナザレという町で大工として過ごされた。神様の御独り子だったが、楽で贅沢な生活をするのではなく、喜んで貧しい生活を送り、自分で働き生活費をお作りになっていた。我々クリスチャンにとってはイエス・キリスト、マリア、ヨセフの3人を「聖家族」と呼び、この家族の家庭生活を我々全ての家庭生活の模範としている。

ところで、この日曜日は5本あるミサも今日は11時に一本化され、フランス人カトリック会も合同のミサであった。その後、教会で用意された食事会があった。数年ぶりの参加だろうか。2,300人が一緒に食事にあずかった。その後、歌に踊りにゲームに祈り。地域の人たちの分かち合いは数時間にわたった。次男のクラスメートの家族がきており、知り合いが誰もいないというので、一緒にすごし次男も楽しかったはず。

それにしても、家族でいるのは、いいことだけではない。こんなに子育てが大変だとわかっていたら、はじめから3人も子供をもっただろうか?笑 いろんなことに一喜一憂し、しかも海外での生活は孤立してしまうことも多く、ストレスも多い。

けれど、人間が人間としてまともに育つためには、家族として暮らす時の人間同士の心と心のぶつかり合いも必要だし、家族だからこそ与えあうことができる人間のぬくもり、愛、許しというものがなくてはならないと思う。

マザー・テレサは言っている。
「世界の平和はまず家庭の平和から始まります。親と子の間に、夫と妻の間に、いたわり合いの言葉があるかどうか、お互いに微笑みあう時間と心のゆとりがあるかどうか振り返ってみてください。今の人たちはあまりにも忙しすぎます。」

どきっとしますね。皆さんにとって家族とはなんですか?