ヨハネ・パオロ2世 福者に | ミラノの日常 第2弾

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ヨハネ・パオロ2世(カロル・ヴォイティワ 1920年5月18日-2005年4月2日)が、5月1日(復活節第二主日(神のいつくしみの主日))に福者(beato)に列せられることが決まった。

http://www.corriere.it/cronache/11_gennaio_14/wojtyla-beatificato-maggio_cc42fff8-1fce-11e0-aeb3-00144f02aabc.shtml
http://archiviostorico.corriere.it/2011/gennaio/15/Wojtyla_sara_beato_dal_primo_co_9_110115041.shtml

«Santo subito!!»(この世を去った)ヨハネ・パオロ2世を聖人に!という声が、早くから出されていたのだが、通常、聖人になるまでの1過程である福者になるまでには、死後最低5年間の日時が必要と取り決められているのだが、、ヨハネパオロ2世が生前にマザー・テレザに対して行ったと同様バチカンでは、すぐに着手をするこが決まっていた。

福者になるのは、マザー・テレサが死後6年6週間かかったのに対し、ヨハネ・パオロ2世は、死後6年1ヶ月と最高記録。

また、ある枢機卿によると、ヨハネ・パオロ2世がたくさん福者、聖人を認めていたため、ウェイティング・リスト に残っている人がなかったということもあるらしい。

教皇庁列聖省が聖人の列に加えられることを最終的な目的として、その調査を宣言すると、その人は「神のしもべ」と呼ばれ、次の段階でその人物の生涯が英雄的、福音的な生き方であったことが公認されることにより「尊者」と宣言される。さらに「尊者」は、その執り成しによる最低一つの奇跡が認められることにより、「福者」と宣言される。

ちなみに、福者になるための最終的手続きは、現教皇ベネディクト16世が、ヨハネ・パオロ2世の死後起こしたとされる奇蹟 ~ フランス人修道女のパーキンソン病が「突然、説明できない」仕方で治癒したこと ~ を認めたことである。

彼女のパーキンソン病は、2001年6月に、41歳の時にそう診断された。徐々に病状は悪化していき、2005年4月2日にヨハネ・パオロ2世が亡くなった。

同じ修道会の修道女たちは、マリ・シモン・ピエールのパーキンソン病が治るように、ヨハネ・パオロ2世の霊に祈った。しかし病状は悪化していったというが、6月3日、マリは目覚めると突然、痛みは消えていたという・・・。

遺骸は、ヴァティカンの地下から、ミケランジェロのピエタ像の脇に移される。

ちなみに、ベネディクト16世は265代教皇となり、5月に、ベネディクト16世がヨハネ・パオロ2世を福者に列すると、この1000年間で、前任の教皇を列福した初の教皇となる。

http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/john_paul_ii/index.htm