Flash Book Milano | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

$ミラノの日常 第2弾-Flash Book
昨日1月22日午後の3時から5時まで、ミラノ・ドウモ近くのピアッツァ・コルドゥースィオにてFlash Bookが行われた。

Flash Bookとは、各々が本を持ち込み、その場に座り込み本を読む、ある種のプロテスト(抗議行動)なのだそうだが、何に対してなのかは、不明?http://tuttamilano.blogspot.com/2011/01/flash-book-milano.html

これは、今をときめく?!Facebookで始まったことなのだが、ある特定の場所、時間帯(口笛の合図で始めリ終了することに意義があるとか)で皆黙々と各々が持ち込んだ本を読むのだという。

何に対しての抗議?
皆で同じ本を読む方が、分かち合い?または意義があるのでは・・・

とりあえず、歩行者に迷惑をかけないよう、警察に許可はとどけてあったという。そして、読者4人ずつがスフフォルツェスコ城に背を向けるような形でコルドゥースィオ(実際にはヴィア・ダンテ)に座り込んで本を読みふけったという。

実際、我が家の長女も友人と参加。私の買ったばかりのトレーナーを着ていき、帰宅と共に、「これ洗っといて!道に座っちゃったから」だと。ちっ。

彼女は古典課の高校に通っているので、本を読むことは、半分仕事。今課題になっている、ミッチ・アルボムの”I miei Martedi col Professori" (邦題「モリー先生との火曜日」)を持って行ったそうだ。

スポーツ評論家の著者は、難病ALSで動かなくなった恩師・モリー先生と再開し、毎週火曜日、個人授業として、教科書もない、「人生の意味」について話し合っていく・・・という非常に重いテーマ。

長女は本を読みだすと、それこそ食事も睡眠もとらずとことん読むタイプ。座り込めば、本の世界にのめり込んでしまうのだ。・・・というわけで、本を読み始めてすぐに悲しい内容で、泣き始めてしまったという。なんだかな・・・それでいて、補習校があるから、途中でひきあげたという。

確かに、イタリア人の読書量は非常に少ないように思える。もちろん、沢山読む人もいるだろうが、全体的にみると少数派のように思える。最近の電子書籍化にのっとり、kindle、Bibletなどのブック・リーダーも沢山でてきている。イタリア人は新しい商品が好きだから、飛びつく人も多いんだろうか?!

話は戻るが、長女は月に数冊ずつ本を読んでいく課題があるが、指定される本は大抵、大型書店にはおいてないケースが多く、取り寄せるのに苦労する。最近は、ある著者の全集の中にしか入っていない、エッセーで本文だけは数ページのものという課題があった。オリジナルは英語。英文はサイトでもダウンロードできるのだが、なかなかイタリア語が見つからない。英語は簡単そうだから、英語で読んじゃなったら?と他人事だと思い、言ったが、それでは困る、という。探しに探して(そこで、なんで私が探しちゃう?)やっとイタリア語訳を発見。それを印刷して持たせたが、問題なかったという。「これからは電子書籍にしちゃったら?」というと、「じゃあママのiPad学校に持っていっていい?」というので、「だめ、だめ・・・」と却下した。とはいえ、学生が学校にiPad に教科書を全部ダウンロードして授業を受ける日もそう遠くなかったりして・・・・。

それでも私は、あちこちポスト・イットをはる「紙の本」派ね。

皆さん、本、読んでます?!

http://milano.repubblica.it/cronaca/2011/01/22/foto/flashbook_leggere_meglio-11537443/1/?ref=HRESS-17