面接・シュミレーション | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



この4月から次男が在ミラノ補習授業校、小1に入学する。

上の子たち二人も小1からの入学だったので、幼稚部入園に関しては全く考えていなかった。が、昨年の3月位になってから、幼稚部が定員30人一杯になってしまったので、小学部からの入学とはいえ、席の問題もありますから、一度上の方(理事関係者)とご相談された方がいいですよ、と親切に教えてくださったママ友がいた。

一応、幼稚部にいれるつもりはないけれど、2011年度の4月入学を意識して、幼稚部にウェイティングとなったが、はや1年まったく動きなし。何度か理事長に掛け合ったところ、12月に日本人会の会報に連絡事項を載せるので、受付は1月からかな・・・とのこと。12月、まだ会報が来ていない時期に、「受付開始されてます~?」何気に事務長に鎌をかけてみたが、「いや、僕はその件に関しては、まったく聞いてません。」シャットアウトされた。思い切りフライング~。

会報がきて、補習校受付確認。事務長の携帯電話では土曜日の補習校の時間帯しかつながらないので、すぐに事務長にメール。すぐに連絡が来たが、2月に入ってから、説明会、その後面接が行われるという。

もう3人目だから正直言って説明会はどうでもいいんですけど・・・(何度か学級委員やって貢献もしているし爆)

母子ともに、補習校に通うこと、8年。ずいぶんと低学年の子供の母親のイメージが変わってきた。なんというか、以前の方が教育熱心だった感じ。今でもそうなんだけれど、どうもその意気込みがマニュアル通りで外れたらどうしよう・・・ということばかり、心配している親ばかりで、それでいて日本語教育はすべて補習校に任せ、学校の外では平気でイタリア語を話している母親の多いこと!

「お宅は日本人家庭だから、日本語には問題がないでしょう?」とよく言われるけれど、そういっていられるのも、最初の1、2年のうちだけ。子供たちは一日の大半をイタリア語で過ごしているし、家庭での日本語の内容などたかが知れている。ボキャブラリーも漢字の知識も少なく、四苦八苦しているのは、国際結婚組と同様なのである。

現在小6の生徒たちが小学校へ入学する時から、校長先生が直々に母子と面接をするようになった。面接といっても、簡単なやりとりで、日本語レベルをチェックするだけの話であり、日本のお受験とは比べ物にならない!

長男はそこそこに日本語が話せるけれど、人見知りするから、話さないのが、話せないと思われたら嫌だな・・・と思っていたら、「誕生日はいつですか?」と聞かれ答えられなくて唖然。横で小さな声で「コンプレアンノはいつ?」といってもそれを日本語で答えられない。あちゃ~。想定外であった。

昨年、友人のお子さんが、2005年の3月31日だったか、4月1日生まれで、日本だと次男と同じ学年になり、幼稚部の5歳児クラスに入れるはずだったのだけれど、面接の際、やはりシュミレーションとは全く異なる質問をされ、親子ともどもたじたじ。4歳児のクラスにいれられてしまったという。

昨日、次男と面接の練習してみようか・・・と寝る前に練習してみた。「お名前は?」「Dちゃん」「だめだめ。自分でちゃんづけしちゃだめ。苗字と名前をいうの。」「○×△□です。」「そう、OK.」「じゃあ、お誕生日はいつですか?」「・・・」やはり日本語で答えられず。日本語で教え、今日なんども繰り返し、習得(のはず)「兄弟は何人ですか?」「おねえちゃんとお兄ちゃんです。」「お名前は?」「○○ちゃんです。」「ちゃん付けしないよ~」

・・・結構、次男も楽しそうである。「じゃあお父さんの名前は何ですか?」一瞬考えて「ファビオ」
OMG どっから出てきた名前か~っ大笑いしつつも、なんで~?!どこから出てきた名前~?!頭を抱えてしまった。私が知っているFabioは夫の元社員でインドに霊気の修行にいってしまったかFabioか、エノテカのFabioしか知らない。夫は白い目で私を見ているし・・・本当に誰だか知らないんだってば。

というわけで、結局私も親バカちゃんちゃかちゃんなのかもしれない。

以前、家庭でできる日本語教育の勉強会で、若い母親に「先輩方はとても落ち着いてお子さんたちの教育に接していらっしゃいますね」と感嘆していたが、「それは見えるだけ。諦観、諦観・・・」と前の方に座って、くすくす笑っていた。

それにしても、明後日から始まる補習校。長女のエッセー3本、長男の読書感想文に追われる・・・グー