「ミラノの日常」では、普段の生活における趣味、特に編み物に関しては、書いてこなかったのだけれど、昨年は60ものバッグを作成したので、今年は新たにテーマを追加し、ご紹介したいと思う。
もう数年通いこんでいる、在ミラノの木曜メルカートの毛糸屋さん。
いわゆるアウトレット商品を扱っているのだけれど、決して質の悪いものは扱っていない。いい糸は、買おうかどうか悩むと、翌週は決してない。なので、毎週木曜通うこと数年。昨年くらいから、手伝いにきているおばちゃんの個人的なものも作ってあげるようになった。現金で支払ってくれることはないが、その分糸でくれるようになり、家はすでに倉庫状態。爆
毎年夏に帰国しているが、ユザワヤで糸を覗いてみると、日本の糸(輸入品を含み)高いのなんの!驚いてしまう。
ここ数年、イタリアではやっているのが、ぽんぽん糸。日本の100円ショップでは、この糸でシュシュが作って売られており、驚いた。何度か、フリーマーケットをやってみたが、イタリア人はあまりシュシュや髪飾りなどはつけないので、受けなかった。が、在ミラノの日本人の集まりではかなり売れた。やはり文化の違いだろうか。
さて、昨年末くらいからメルカートで見かけるようになったのは、ポンポン・ファー。ポンポンは一昨年に比べぐっと小さくなり、ファー状の糸とよってあるのだが、これを棒針で編むと、ファー状になるのだ。
朝バールの仲間の中で、じわじわドイツ製の編み機が流行っており、私も購入した。巨大リリアン機とでも呼ぼうか。笑 これでベースを編み、まわりを絞って持ち手を編むだけ。とはいえ、この丸みをだすのが、一苦労で、毎回形が変わる。
クリスマスプレゼントをメルカートのおばちゃんたちに渡せず、先週もっていったら、私の好きな糸をもっていっていいよ、というので、久々の自分用のバッグとしてトルコブルーx紫のポンポン+黒のファーがよってある糸をもらって作ってみた。
こちらがその一品。↓

ポップな生地で内布に。↓

昨年末、やはり手作り仲間がトルコブルーのフエルト生地で、ジャケットと帽子を作ってくれたので、これでセットにしたら、ちょっと(^O^)/目立つかも。おしゃれな2011年のはじまりです。