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壮大な冒険

いよいよ、夏休みの最大企画に着手することになった。


息子の部屋の「発掘」作業。

今日は初日。

ドア付近から掘り進めて、机周りまでやってきた。

すんごい量のゴミと、少しばかりのお宝をゲット。

息子とふたり、ゴミと宝の分別を、汗だくでする。


「これは掃除ではない。発掘だ!」

そう自分に言い聞かせながら、くじけそうな気持ちに

カツをいれる。


えーと、明日はもっと奥まで掘り進む予定。

窓の外は、蝉時雨・・・・・



夏になると

PCの調子がすこぶる悪い。

昨夜は

Operating System not found

って出て、ウンともスンとも言わなくなってしまった。


サポートセンターに電話して、ようやく起動。

急いでバックアップとりました。

学校PTA関連は、まめにアウトプットしているから良かったけど・・・


また起動しなくなったら、修理か買い替え。

今のところ、その予定もないので

いきなり更新が止まったら、再開は未定です。

携帯電話もないので、しばしお別れになるかも。

いけるとこまでいきまーす。

そーですか

テレビを見てたら、松崎しげる  が来年57歳で父親になるらしい。


私  「(ダンナに)57歳だって!負けてられないじゃない?」

ダンナ 「松崎しげるのトコは、嫁さんが若いんだよ」


・・・・・。へいへい。






仕事

「なまくらな仕事しやがって」

陸に上がって家でテレビを見ているとき

いつもは黙っている父親が、声を荒らげるときがあった。

驚いてテレビを見やると、企業が人災ともいえる事故を起こしたニュースが流れている。


父は船乗りで機関長だった。

小さな独航船の機関長なので

船のエンジンを動かすのは、父だけ。

彼のエンジニアとしての技量に、乗組員の命と生活がかかっていた。


一年近くの海での暮らしから陸に戻ってくると

しばらくは船の仲間たちと宴会が続く。

寡黙な父の存在感は、ほかの船乗りとはどこか違っていた。


「実際に海の上で船を動かしているのは、機関長だからよ」、母が言う。

「船長さんは一番偉いんでしょ?」

「組織のなかではね」

「ホントは違うの?」

「現場では、機関長とボースンが大事なのよ」


一度港を出ると、数ヶ月も帰らない。

毎日毎日、機関の音を聞いて暮らす。

調子がよいときもあれば、悪いときもある。

もしも船のエンジンが止まったら

操業はそこでストップ、会社の損失は計り知れない。

「だから、腕のいい機関長は、大事にされるんだよ」


子どもの頃、スプーン曲げにはまっていた私に

父親はまったくの無関心だった。

「お父さん、超能力って信じないの?」

そうたずねる私に、父は

「今、目の前で止まってしまったエンジンを動かすことができるのなら、信じてもいいかな」 と、

そんなんできんだろう、と言わんばかりに笑ったものだ。

かなり子供心には不満だったけど。


神様に祈っても、ほかのどんなものにすがっても

止まってしまったエンジンを動かすことはできない。

それをどうにかできるのは、自分だけだ。

父のエンジニアとしての誇りと、幾度もの修羅場を乗り越えてきた

プロとしての自信を感じる瞬間でもあった。


そういう父は、いい加減な仕事をすることが一番嫌いなんだ。

「プロとして、やるべきことをやってない」

最近はそういうの、増えてきたね。

今夜も、ニュースで似たような事件、事故が放送されたら

きっと、テレビの前で怒っているんだろうな。






函館旅日記 その4 ~わんこ盛岡~

あっという間に最後の日になってしまいました。

この日もどんよりと曇り、寒い朝。

ガスのかかった函館山と実家に別れを告げ、旅は復路

津軽海峡の海底を走ります。


途中下車が好きなダンナ、帰りは

「盛岡で降りてわんこそばを食べよう!」

・・・わんこそば初体験~。

果たして、何杯食べられるのでしょうか・・・。ドキドキドキドキ


盛岡は晴れて暑いほどのお天気。

タクシーに乗って向かったお店は「東屋 」。

どうやら2階の席が、わんこそば専用の席らしいです。



soba  団体さん(?)でにぎやか!soba


わんこそばは、一口大のそばを、次から次へお店の方がお椀のなかに入れ込んでくれます。

飲みきれなかったつゆは、真ん中に置かれた桶のような器のなかへ。

薬味がいろいろありますが、お店の方が休まずそばを入れ込んでくるので

ゆっくり手をつけるヒマもなし。

入れ込むそばが品切れになると、「ちょっとお待ちください~」と言って

厨房にそばを取りに行くので、その隙にササっと薬味を。


「はい、じゃんじゃん!」、「さあ、がんばって!」、「それ、もう一杯~~」

お店のお姉さんたち、パカパカお椀にそばを入れてくれます。

                              

soba

 お椀のなかにそばを入れ込むとき、   soba

つゆが飛び散ったりします。

エプロン(お店の)をつけて、ひたすら食べる、食べる・・いや、飲み込む、かな^^


結果、息子が104杯、ダンナが90杯、私が46杯、真ん中の娘が50杯、末っ子は44杯。

娘に負けた・・・(>_<)

ちなみに、わんこそば15杯で、普通のそば1杯だそうです。

大人で100杯以上食べると、証明手形を贈ってくれます。やったね!息子♪

小、中学校の子どもには、この手形、何杯でも贈ってくれるので

こどもたちは3人とも手形を手に入れることができて、ご機嫌でした。


おなかいっぱいになり、少し散歩しようかとブラブラしてたどり着いたのが

もりおか啄木、賢治青春館


morioka morioka

なかに入るとすぐに、「あこがれ」という喫茶コーナーがあって珈琲のよい香りがします。


石川啄木は、函館とも縁が深いですね。

私が卒業した小学校、「弥生小学校 」(当時は弥生尋常小学校)で、明治40年に代用教員として教鞭をとってたらしいです。

そのころの自筆の書類などを、小学生の頃、歴史資料室で見たことが

あるような無いような(^^ゞ



そうこうしているうちに、新幹線の出発する時間が。

タクシーで駅に戻ると、駅前では、次の日から始まる

「さんさ踊り(8月1日~4日)」 の前夜祭が行われていました。



morioka


太鼓を叩きながらの優美な踊り。

そういえば、青森のねぶたも始まる。

あちらこちらで夏祭りの季節なんだな~、とあらためて感じました。

短かかったけど、旅はおしまい。

でも、夏はこれから、そして夏休みも、まだまだ続くのです・・・ふぅ~~~~。あせる


                            

函館旅日記 その3 ~やはり函館~

旅の3日目。この日は、息子が自由行動したいと言い出しました。

「俺、昼はラッキーピエロに絶対行くしね!」

わかった、わかった。

もう高校生だし、この辺の地理は小さい頃から何度も来てて詳しいし。

息子は単独行動、そして私とダンナ、娘たちで出かけることなりました。


hakodate

 息子はラッキーピエロでお昼にするというので、

私たちは元町の レイモンハウス へ。

いつもながらの美味しいソーセージを堪能。

 店の2階がレイモン歴史展示館になっていて、

カール・レイモンの足跡を知ることができます。

 「私は肉を眠らせるだけ。

胃袋のなかで、それは眠りからさめるのです」

  (byレイモンさんの語録)


 歴史展示館に、メッセージボードが置いてあって、

訪れた人がメッセージを書き残せるようになってます。

 まだ残ってるかな~、私のメッセージ^^ sofia_ss のサイン入り♪



函館に正味2日間滞在したのですが、その間、アフタヌーンティーを楽しみました。

前の日、大沼から帰ってお茶したのが、「テュ・プランド・ドュ・テ 」。

ここは、大正期の建物を改装、復元してて、とっても趣のある喫茶店です。


        cake   cake

                                      アフタヌーンティーセット 1人1,200円(2人から)


サンドイッチ、スコーン、そしてケーキの盛り合わせの3段。 しあわせ♡な午後のひととき・・。

そしてこの日は、どうしても「ペシェ・ミニヨン 」のケーキが食べたい!というダンナの願いで

路面電車に乗って、新しくオープンしたカフェに行きました。

ペシェ・ミニヨンは、以前、東京新橋にあったお店で、そこをたたんで函館にお店ができたときには

そりゃもう~ビックリしたものです。 で、さすがに美味しい^^


 

hakodate

こちらは大ぶりなスコーンがついて、2段のアフタヌーンティーセット。  

ケーキもセットものというより、それぞれアラカルト用の大きめなケーキでしかも焼き菓子までついています。hakodate

これで1,500円はお安いでしょう。

でも、ダンナはちょっと不満気・・・。

「んー。スコーンには、バターじゃなくて、クロテッドクリームがよかった」

この値段でそれは無理なお願いだってば(^^ゞ


帰りに乗ったのは、ハイカラ電車。

車内もレトロな感じです。

                                    




そして、お土産を買いに。

ここで、北海道ならではの土産モノを発見!


hakodate   hakodate  



     函館正油ラーメンキャラメル               えぞ鹿カレー、ミンククジラカレー、熊カレー


えーと、買いませんでした・・・。

ジンギスカン味よりは美味しいと思いますが、、キャラメル(^^ゞ

こうして、グルメな函館の一日がすぎてゆきました。 (つづく)





函館旅日記 その2 ~そして大沼~

函館に到着した夜は、毛がにをたくさんいただきました。 

そして2日目。どんよりとした寒い朝、今日は大沼に行ってきます。

夏休み中、函館~大沼間をSL が走っていて、それに乗ることに。

人気があって、すぐ満席になってしまうとか。

切符が取れて、ラッキー♪でした。


     SL   SL


出発前に、機関室に入れてもらえます。

小さなお子さんたちは、ホンモノの蒸気機関車の機関室のなかで、ご満悦です。

走ってる間は、煙さ爆発!車内がぼわ~~っと煙っていて、風情ありあり^^


SL     SL

昔ながらの車両。                               ダルマストーブもあります。



大沼では、パークゴルフで汗をかき、温泉 で汗を流しました。帰りもまたSLで。

SL短歌を募集していたので、娘とふたりで応募することに。

     汽笛鳴り 煙とともに駆けてゆく

            線路の上を タイムトラベル   尻尾



函館に到着、駅から実家まで散歩がてら帰ります。

朝方の天気とはうって変わって晴れた空、風がさわやか。

7月にできたばかりの「函館ベイ美食倶楽部 」にある足湯で、歩きつかれた足を癒す・・ふぅ~~~あし

これも、無料です。(いいなぁ、無料って)


       hakodate   hakodate

         私の足は大根なので・・NG


天気がいいので、急遽夜景を見ることに。

ロープウエー乗り場まで、ぷらぷら散歩がてら出かけます。

観光客がたくさん!良かったね、天気がよくて。

夜景はお天気次第なので、見ることができるのはホント、幸運なのです。


                  hakodate



それにしても、寒いです。

函館山の山頂では、ジャンパーを着こんで。

朝晩も、厚い布団なしでは冷え込みます。

避暑にはもってこいですが・・・ちと、寒すぎるんでないかぃ。 と、愚痴ってみる2日目でした。(つづく)







函館旅日記 その1 ~なぜか青森~


今回も、昨年同様、JRの 「ふたりの北東北、函館フリーきっぷ」  を使うことになった。

これは男女ペアで往復ふたり48,000円。子どもは4000円というお得なフリーきっぷなのだ。

フリーきっぷだから、フリーエリアでなら、乗り降り自由。新幹線も乗れる。

有効期間は4日間と短いけれど、かなりお得。

私と子どもだけなら、函館に直行直帰でなるべく疲れないように・・とか考えるんだけど

今回は、久々にダンナと一緒である。

「せっかく途中下車できるんだから、青森に寄っていこうよ」

旅好きなダンナが嬉々としてスケジュールを組み、きっぷの手配をした。

というわけで、函館に行く前に、なぜか青森。


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三内丸山遺跡。

私たちが学生の頃は、縄文時代は狩猟や木の実採取などで、

生産的なことはしてなかったように教わった。

けど、実は 縄文時代に、社会的な仕組みをもち、共同生活をしていた集落があったのだ。

これは有名な6本柱の復元。


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正確な配置距離と巨大な木材。


縄文時代の人って、すごいね。 栗などの木の実を採取するために、樹木栽培もしていたらしい。

決して、行き当たりばったりの生活じゃなかったのだ。

ちなみに、この復元された6本柱は、日本国内にこの大きさの木がなく、ロシアから運んできたそうな。

「その当時は、この辺にも、このくらいの木があったのですか?」

ガイドの方に質問すると、「あったんでしょうね~」 との答え。

その当時も、ロシアの大陸から運んできていたとしたら・・・ますますスゴイね^^


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 遺跡には、他にも、竪穴式住居や高床式建物(正式には、掘っ立て柱建物と言うらしい)がいくつか復元されている。


遺跡をまわって歩く道は、縄文時代からできていた道で、本物は地上から1m下にすべて保存されているとか。2重構造になっている道とは・・・遺跡を保存するって大変なことなんですね。



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敷地内には「縄文時遊館 」という立派な建物があり、その建物や遺跡の見学はすべて無料になっているのだ!(無料・・・なんてすばらしい響き・・・) さすがは国宝級の遺跡。

時遊館では、展示室のほか、体験工房もあって、有料で勾玉やミニ土偶、組みひも、琥珀のペンダント作りなどもできる。早速、子どもたちも挑戦。


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勾玉は、滑石(かっせき)という柔らかい石を紙やすりで削って作る。ミニ土偶は、粘土で。

長男・長女は勾玉、末っ子はミニ土偶を無事に完成♪

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「これで夏休みの宿題はオッケーだ」 と末っ子。

あまった粘土は持ち帰りできるので、これでミニ土器を作ればよし。すっかり、ルンルン にひひ 

 

ちなみに、三内丸山遺跡の近くに、青森県立美術館がオープンし、ただいま記念展示「シャガール 『アレコ』とアメリカ亡命時代」 を行ってます。

展示作品は、縦約9メートル、横約15メートルという大作で、

4点セットになっているのを、青森県立美術館がそのうちの3点を収蔵しているのだそうな。

残りの1点をフィラデルフィア美術館から借りて、今回展示しているとかで

4点セットの展示はめったに見られないらしい。(byタクシーの運転手さん)

シャガールファンは、ぜひ青森まで、足を運んでみてください。


遺跡を見終えて、ようやく函館行きの列車に乗り込んだ私たちでした。 (つづく)

夏休み

ちょいと帰省してきます。


8月にはもう戻ってますので、またヨロシク☆


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水天宮


【トラバでぼけましょう2006 第8回お題】

 
『 朝おきたら、首の左右に、

エラがありました。

えぇ-------!

らぁ-------!
さてっ、どうしたもんかっ……。 』



早いもので、トラボケも8回目です。

ボケは苦手なんで、今回も笑えない世界を・・・(^^ゞ





遠くから歌声と音楽が聞こえてくる。

甲高いオンナ系の歓声、酒瓶が割れる音。

シャラシャラと硬質なモノがすれるような音が近づいてきて

ふうわり、磯の香りが頬をかすめた。


俺はパチ、と目を開ける。

目の前にフワフワと揺れ動く女の平ったい顔があった。

「・・・いま何時だ?」

目覚めてみると部屋のなかは肌寒い感じで

俺は体にまとっていた白い布をもう一度、巻きなおした。

「何時だなんて」

ポコポコと泡のような声で、女は笑った。

「ここには時間など、ありません」

窓らしきものから、薄く青い光が差し込んではいるのだが

ちっとも暖かい感じはしない。

日当たりが悪いせいか、部屋のなかはどことなく湿っぽく

壁を指で触れると、じんわり、水滴が浮かんでくる。


「もう、どのくらい、ここに?」

「忘れてしまいなさいな」

女は俺に液体の入った杯を手渡して、ニッコリと微笑んだ。

この液体は不思議な味がする。決して美味いものではない、なのに

なぜか飲みたくなってしまう。体が欲している、という風なのだ。

俺は杯にクチをつけながら、妙に首のあたりがこわばっているのに気がついた。

「寝てばかりいるからかな」

「どうしまして?」

「なんだか、ここら辺が・・おかしな感じだ」

「あら」

女はぬるりと俺に流し目をしてベッドのふちに腰掛けてきた。

「寝てばかりでもありませんわ」

「・・・」

「ちゃんとワタクシを抱いてくれていますでしょう?」

杯を空けると同時に、女が波のように倒れこんできた。


時間の感覚も地に足をつける感覚も

ずいぶん前に失ってしまったような気がする。

毎日毎日、女たちと戯れ

俺は一歩も部屋から出ずにただただ液体を飲み続けた。

「なあ、俺はいったい、いつからここにいるんだ」

「いつからですって?」

「どうやって、ここに来たんだ?」

「そんなこと、、忘れたほうがいいわ」

「・・・そうか、・・・・もういいよ」

その日、初めて女からの杯を拒んでみた。

一瞬、表情を曇らせた女は、だがすぐに笑って言った。

「かまいませぬ。もう十分ですもの」

「十分・・?」

「ええ。そこに、ホラ」

水のように揺れる鏡を、女は差し出した。


鏡をのぞいた途端、すべてを思い出していた!

俺はたしかあの日、大亀にのってここにきて

・・・・・・

鏡のなかに映った俺の頬の横には

大きな赤黒いエラが脈を打っている。


驚きのあまり声の出ない俺を見て、女はスルリと衣を脱ぎ捨て

銀白色に輝く尾びれを巻きつけてきた。

「これで、いつまでも一緒ね・・・ウラシマさん」





■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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