函館旅日記 その1 ~なぜか青森~
今回も、昨年同様、JRの 「ふたりの北東北、函館フリーきっぷ」 を使うことになった。
これは男女ペアで往復ふたり48,000円。子どもは4000円というお得なフリーきっぷなのだ。
フリーきっぷだから、フリーエリアでなら、乗り降り自由。新幹線も乗れる。
有効期間は4日間と短いけれど、かなりお得。
私と子どもだけなら、函館に直行直帰でなるべく疲れないように・・とか考えるんだけど
今回は、久々にダンナと一緒である。
「せっかく途中下車できるんだから、青森に寄っていこうよ」
旅好きなダンナが嬉々としてスケジュールを組み、きっぷの手配をした。
というわけで、函館に行く前に、なぜか青森。
三内丸山遺跡。
私たちが学生の頃は、縄文時代は狩猟や木の実採取などで、
生産的なことはしてなかったように教わった。
けど、実は 縄文時代に、社会的な仕組みをもち、共同生活をしていた集落があったのだ。
これは有名な6本柱の復元。
正確な配置距離と巨大な木材。
縄文時代の人って、すごいね。 栗などの木の実を採取するために、樹木栽培もしていたらしい。
決して、行き当たりばったりの生活じゃなかったのだ。
ちなみに、この復元された6本柱は、日本国内にこの大きさの木がなく、ロシアから運んできたそうな。
「その当時は、この辺にも、このくらいの木があったのですか?」
ガイドの方に質問すると、「あったんでしょうね~」 との答え。
その当時も、ロシアの大陸から運んできていたとしたら・・・ますますスゴイね^^
遺跡には、他にも、竪穴式住居や高床式建物(正式には、掘っ立て柱建物と言うらしい)がいくつか復元されている。
遺跡をまわって歩く道は、縄文時代からできていた道で、本物は地上から1m下にすべて保存されているとか。2重構造になっている道とは・・・遺跡を保存するって大変なことなんですね。
敷地内には「縄文時遊館 」という立派な建物があり、その建物や遺跡の見学はすべて無料になっているのだ!(無料・・・なんてすばらしい響き・・・) さすがは国宝級の遺跡。
時遊館では、展示室のほか、体験工房もあって、有料で勾玉やミニ土偶、組みひも、琥珀のペンダント作りなどもできる。早速、子どもたちも挑戦。
勾玉は、滑石(かっせき)という柔らかい石を紙やすりで削って作る。ミニ土偶は、粘土で。
長男・長女は勾玉、末っ子はミニ土偶を無事に完成♪
「これで夏休みの宿題はオッケーだ」 と末っ子。
あまった粘土は持ち帰りできるので、これでミニ土器を作ればよし。すっかり、ルンルン
ちなみに、三内丸山遺跡の近くに、青森県立美術館がオープンし、ただいま記念展示「シャガール 『アレコ』とアメリカ亡命時代」 を行ってます。
展示作品は、縦約9メートル、横約15メートルという大作で、
4点セットになっているのを、青森県立美術館がそのうちの3点を収蔵しているのだそうな。
残りの1点をフィラデルフィア美術館から借りて、今回展示しているとかで
4点セットの展示はめったに見られないらしい。(byタクシーの運転手さん)
シャガールファンは、ぜひ青森まで、足を運んでみてください。
遺跡を見終えて、ようやく函館行きの列車に乗り込んだ私たちでした。 (つづく)









