〝不倫から別れさせ工作!”
朝、夫の修一(仮名32歳)を送り出した良子さん(仮名30歳)は、2歳の娘をあやしながら洗濯物をベランダヘ‥。
「ピンポ~ン‥」
その時、ドアの呼び鈴が鳴ります。
「はい、どちらさまですか?」
インターフォンに呼びかけた良子さんです。
「あの、私は山本(仮名)といいます。奥さんに見て頂きたいものがあるのです。」
「見てもらいたい物って何だろう‥‥」
怪訝な表情で、恐るおそるドアを開けた良子さんです。
「朝からすみません。これ、どうしても奥さんに見てもらいたいのです‥。」
カジュアルなジャッケット姿の男性は30歳前後。良子さんとは視線を合わせず、伏し目がちにポケットから一枚の写真を取り出しました。
「この写真の女性は僕の婚約者です。僕は彼女を愛しています。結婚を考えています。でもここ数か月間、お宅のご主人と不倫をしています。奥さんの力で不倫を止めさせてください。」
その夜、良子さんは帰宅した修一に問い質します。
「これ、あなたよね。これラブホテルの入り口でしょ。どういうこと?こっちの女性は誰なの?」
無言で写真を見つめる修一。
「あなたなんでしょ‥‥。何とか言ったらどうなの?」
「なんとか言ったら‥」
涙ぐみながら繰り返す良子さんでした。
「すまない。これ、俺だよ。」
数分後、写真をテーブルに置きながら、修一が答えたのです。
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※実はこの状況が、仕組まれた別れさせ工作の第一章でした。
このご夫婦は不倫原因の離婚となるのでしょうか?
過去の事例を基に、個人情報等に配慮し、次回引き続き 別れさせ工作 の全容をお伝えします。
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