絶対(不)自由 -10ページ目

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

前回からの続き

5月11日
少し走ってバスはマレーシア側のイミグレ、JBセントラルに着いた。いきなり縁石が高くなるのだから国境越えは面白い(笑)
夜9時に差し掛かっていたからか、ほとんど並ぶことなくイミグレを通過。スタンプを押される際にシンガポールで働いているかを聞かれた。まぁ、んなわけない。

マレーシア入国の写真を撮ろうとしたら腕をトントン叩かれて写真がぶれてしまった。誰だ!そんなアボさんやマオリみたいなことするやつは!思わずにっこりしちゃったじゃねぇか!



見事にぶれたマレーシア側イミグレの写真

今回は鉄道を使って行こうと思っていた。料金を調べたらバスの値段と列車の寝台がほとんど一緒だったのだ。あまり変わらないのなら身体を伸ばして寝れる方を取る。

イミグレから「JBセントラル」の案内に従って進んでいくと、全く迷うことなくチケット売り場にたどり着けた。ちなみに、両替は鉄道チケット売り場近くの両替商でやったほうがレートが良い。
バスの中でおじさんから当日のチケット確保は難しいと聞いていたんだが、無事にあっさりと狙っていた寝台の上段を確保することができた。



マレー鉄道KTMのチケット

出発時刻午後11時59分の30分前に搭乗を開始するらしい。今の時間は午後9時ちょい過ぎ。時間が大量に余ってしまった(笑)

モダンな駅構内にはファストフード店が何店舗か入っており、その中にKFCとスタバも入っていた。スタバなら高確率でWiFiが使える。さっそく接続を試みるが、つながるにはつながるがPINコードを求められてあえなく終了。せっかくPCを開けたんで日記をしたためる。

ジョホール・バル・セントラル内に限れば、マレーシアとシンガポールの差異はあまり見られない。それぐらいにこの建物は近代的で清潔に保たれている。シンガポールに近いのが一番の理由だろう。


言われた30分前ぐらいに搭乗が開始された。駅員がしっかり切符を切って行く。何ともノスタルジックな光景だ。

待っていた車両はそこそこ年季の入った物だった。ただ客室は綺麗に保たれている。
動力車を撮ろうと荷物を客室に置いて先頭の方に行ってみたが、機械室があるだけでまだ連結されていないようだった。まさかこの機械室みたいなのが動力車じゃないよな?



動力車、・・・じゃないよね?

寝台のベッドはシングルサイズより少し小さ目。173㎝ぐらいの俺でギリギリ足が伸ばせるぐらいだ。背の高いヨーロッパ人は窮屈な思いをすること間違いないだろう。


寝台のベッド上段。ちょっと狭いが十分寝れる。

車内は冷房がしっかり利いている。ベッドに備え付けられているのはベッドシーツだけで毛布はない。ただカーテンで仕切られるんでこれで問題はないだろう。夜行バスのように冷房の風がじかにあたって凍える、なんて心配はなさそうだ。

出発前に車掌が検察に回ってきた。



検札に回る車掌

列車は定刻通りに出発した。
明日の朝7時ごろには着く予定なんでさっさと眠りにつくことにした。




寝台列車の旅は快適でございます。
マレーシアのバスは大抵VIPバスですごいリクライニングするんだけど、やっぱり座ってることには変わりないんで、眠れるポジション探しが意外と面倒なのだ。
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交通情報
・ジョホール・バル-クアラルンプール
バスの場合は、ジョホール・バルのラーキン・バスターミナルLarkin Bus Terminalから30分~1時間ぐらいの割合で運行。料金は35リンギ前後(バス会社による)。所要5時間ほど。

鉄道の場合は、日に三便。スケジュールはこちらを参照。料金はシートで33リンギ~、寝台で39リンギ~。寝台は上段の方が安い。あと夜行便(夕方便も?)にしか寝台はない。所要7時間ほど。
国境越えは旅人にとって一大イベント・・・、のはずだったんだが・・・(笑)
日記のカテゴリをしやすくするため今回も分割。

5月11日

マレーシアの首都クアラルンプール(通称、KL)への移動を決断した。
とは言え、移動時間は鉄道でもバスでも概ね6~7時間と夜行を使いなさいと言わんばかりなので、夜行に間に合わせるように夜に出発する。最後の最後まで友達の助けの言葉に甘えた形になった(笑)

快晴のため昼間はとにかく暑いので、出発時間の午後7時ごろまでひたすら家でゆっくり過ごす。

夕方ごろから荷造りを始め、ちょっと早めの夕飯におなじみのワンタン麺を食べ、シャワーを浴びて歯磨きして、エアコンの利いた部屋で汗を入れて出発とする。忘れ物はない、・・・はず(笑)

友人より家の鍵を郵便受けに入れておくよう言われてたんだが、友人宅の部屋番の郵便受けにどうしても入れられない。仕方ないんで部屋まで戻ってドアの下から鍵を滑り込ませる。これで大丈夫だろう、多分。

市バスに乗ってアラブストリートへ。マレーシアのジョホール・バル(ラーカン・バスターミナル)とを結んでいるバスが集まるクイーンストリート・バスターミナルは地下鉄「ブギスBugis」駅が最寄りで、クイーンストリートとアラブストリートの交差点の角の駐車場にある。
前回、入国の時に使った170番バスの乗り場で待っていたら、170Aが来て行き先が違うと乗車拒否を食らう。そして170番より先にコーズウェイ・リンクCauseway Link社のエクスプレスバスが先に来てしまった。長い列ができていたんで苦笑いしながら最後尾に並ぼうとしたら、とある恰幅の良いマダムが「私が買ってあげるから一緒に並びなさいな」と先頭に入れてくれた。嬉しイベントである。しかも運賃が3.30ドルと中途半端で俺の手持ちのばら銭が10セント足らないと分かると、3ドルで良いわよ、と30セントを払ってくれてしまった。シンガポール人は親切である。

走行中、余ってしまった1ドル硬貨2枚を2ドル札に交換しようと隣のおじさんに聞いてみると、マレーシア側に住んでるから両替してあげるよ、とそのままリンギにほぼ適正レートで両替してくれた。コインは普通は両替できないんでこれは助かる。
また俺がバックパッカーだと分かると、マレーシアのことを色々と教えてくれたりと話に花を咲かせた。シンガポール側はなんでも高いから、物価の安いマレーシア側に家を持っているとのこと。実際、移動手段もシンガポール発にするよりジョホール・バル発にしたほうが3倍は安くなる。

そうやって話をしていたら、シンガポール側の国境ウッドランズに着いてしまった。シンガポール中心街から一時間弱ってところか。
入国の時と同じぐらい簡単に出国を済まし、コーズウェイのバスに乗り込んでユーラシア大陸へと向かった。



シンガポールの国境ウッドランズ



何の支障もなく出国できてしまった(笑)
マレーシア編に続く。
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交通情報
・シンガポール-ジョホール・バル
詳しくはこちらを参照。
今回はエクスプレスバスを使ったので、市バス170番バスのシンガポール側の値段がはっきりしてません。
コーズウェイ・リンクCauseway Link社のバスは一律料金3.30シンガポール・ドル。
市バス170番バスは、マレーシア側で2.50リンギだったので2.50ドルだと思う、たぶん。

市バスはJBセントラル下車で少し安くなるかも。ただお釣りは出ないので小銭は用意しておくように。
シンガポールは東南アジアではぬきんでて物価が高いんで敬遠されがちだが、先進国と割り切れば、見どころも多くてコンパクトにまとまってるんで観光しがいのある国だと思う。
まぁ今回は個人的に好きなものが調べたら出て来たってのも大きいかも(笑)

5月8日
午前中はシンガポール市街地コースでほぼ出来上がっていたピットレーンを見に行く。シンガポール・フライヤーの沿岸部分に出来てるので、最寄駅はサークル・ライン「プロミナードPromenade」駅になる。
ピットレーン周辺は公道ではないので専用のアスファルト舗装なんだが、縁石のゼブラゾーンとタイヤのゴムがこびりついた路面がテンションをうなぎ上りにさせる。BGMはグランツーリスモシリーズのテーマ曲「ムーン・オーバー・ザ・キャッスルMoon Over The Castle」とF1のテーマ曲「トゥルースTruth」で決まり!いや、待て!サイバーフォーミュラーの「ウィナーWinners」とかも良いな。いやいや、エフのオープニングとエンディングも良いぞ!もう血沸く血沸くぅ~!
ピットのガレージはほとんど外装が出来上がっていて、そこでなんと小林可夢偉ドライバーの名前を発見!あれ、引退したんでなかったの?
スタート直後のS字カーブもほぼ出来上がっていた。う~ん、写真に臨場感を加えて撮るのが難しい・・・
シンガポールでのF1は今年の9月なので、今出来上がっているのはここだけ。コース全長は5㎞ほどなので一周しようか考えたが、さすがに暑すぎたのと、午後からタイガービール工場に行く予定だったんで止めることにした。
友人宅に戻って一休みして、タイガービール工場の午後2時の工場見学をオンライン予約して、イースト・ウェスト・ライン「ブーン・レイBoon Lay」駅へ向かう。一時間ぐらいで工場に着くだろうと思ったら、電車だけで一時間近くかかってしまった。
駅からは案内の「Bus Interchange」の矢印に従って、182か182Mのバスに乗って工場まで行ける。乗車時間は20分弱。
敷地への入り口が非常に分かりづらいが、バス停から降りて右に少し行ったところに鉄柵の扉があるんでそこから入れば一番近い。
着いた時の時間は午後2時15分、微妙に遅刻してしまったんで次の午後4時のツアーに回されるんじゃないかと内心ひやひやしていたんだが、どうやらツアーの時間は単なる目安のようで、チェックインしてある程度人数が集まったらツアーは始まった。
もちろん俺の真の目的はツアーの最後のビールの試飲だ。工場見学なんざどうでも良い。他の参加者も同じようで、ツアーガイドもそれを重々承知のようで、ツアー自体はかなり巻きで行われた(笑)
ビールの試飲は最後の45分間。まずはタイガービールラガーの生ビールが250mlジョッキでサーブされる。キンキンに冷えてて旨いのなんの!
それを飲み終わったら、この工場で生産している8種類の缶ビールを小さいタンブラーに注いでの試飲と、もう一回だけトークンチケットを使ってタイガーかハイネケンの生ビールをジョッキで飲める。あと頼めばおつまみもくれる。
ビール代の高いシンガポールで、時間制限付きとは言え、18ドルで飲み放題になるんで参加客全員がここぞとばかりにビールを飲みまくっていた。俺を含めて(笑)
生ビールなんでタイガーとハイネケンがもちろん旨いんだが、オススメはアルコール度8.8%のバロンズBaron'sとArchi Pelago、スタウト(黒ビール)のABCの三つ。特にABCはライセンス生産しているギネスより美味しいと好評だった。
いや、久々にほろ酔いである。早く酒の安い国に入りてぇ~



ほぼ完成のシンガポール市街地コースのピットレーン


この凸凹のゼブラゾーンには乗らないほうが良いだろうね(笑)


小林可夢偉ドライバーはF1現役でしたっけ?


チェッカー!


ジョッキでサーブされるタイガーの生ビール


5月9日
「タンジュン・カトン・ロードTanjong Katong Road」という、植民地時代の面影を残すオシャレ通りとして有名なところがある。
ここを歩いているとけっこう繁盛しているラーメン屋を見かける。「Eng's Char Siew Wantan Mee榮高叉焼雲吞麺」という、ワンタン麺を専門に扱っている店だ。チャーシューと書いてあるが日本のチャーシューをイメージするとほぼ100%の確率でガッカリする。チャーシューの字を見るまでそれがそれって気づかなかった(笑)
ここのラーメンはスープの有り無しが選べて、スープなしを選ぶと日本の油そばのような感じで出てくる。タイプとしては宝華の宝そばに似ている。宝華はJR中央線東小金井駅南口にある油そばの老舗である。俺の地元だ(笑)
友人もここの油そばのようなラーメンを気に入ってくれた。一杯4.50ドル、大盛りだと5.50ドルだ。オススメである。
そのあと、ずっと友人と取り留めのない話をしていた。会社の同僚(主に日本人)が頭のおかしい人たちばかりでそうとう気を揉んでいるようだ。
海外に出て働いている日本人は日本の労働環境に適応できなかった人も少なくないんで、まぁそういう「お前らそれでも日本人か?」的な人が集まってしまったんだろう。類は友を呼ぶとよく言ったものだ。
どうかめげずに頑張ってください。


5月10日
友人と一緒に近くのヤクン・カヤトーストを食べに行った。デブまっしぐらなメニューだけど、やっぱりうまい!
そういえばフィリピン、マレーシア、ブルネイ、インドネシアと新興国を旅してきて同じぐらい近代的でキレイなカフェにお目にかかってきたけど、どの国もキレイなのは客が見る外側だけで、内側にあたる洗い場とかトイレとかはお世辞にも綺麗とは言えないものが多かった。しかしシンガポールはそこに至っても綺麗だ。こういうところで格の違いが見て取れる。
帰ろうと思い外に出る時、昼頃の暑さはすさまじく、エアコンのガンガン利いたショッピングモールから出るとまとわりつくような熱気が襲ってくる。凍えるほどエアコンを利かせたグレハンから降りた時の真夏のマイアミを思い出すZe☆
もはやシンガポールではやることもなくなったんで、明日の夜行でマレーシアの首都クアラルンプールKuala Lumpurに移動しようと思う。
今思ったんだが、カンボジアとミャンマービザを暇な時に申請すれば良かったんじゃないかと思ったりした(笑)まぁカンボジアビザは国境で取得できるらしいし、ミャンマービザはラオスのビエンチャンで申請してゆっくり待てば良いだろう。
シンガポールも探せばドミで15ドルぐらいの宿はあるけど、それでも東南アジアではずば抜けて物価が高いので、宿代が浮かせられたのは本当にとても助かった。
友よ、本当にありがとう。




綺麗な国でリフレッシュできたんで、そろそろ重い腰を上げようかと思う(笑)
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