さっそく潰れかけてる夢 | 絶対(不)自由

絶対(不)自由

悠久の風に吹かれながら・・・
アジア横断・北南米大陸縦断を終えて、オーストラリアで働いて、
南太平洋のアイランドホッピングも終えて、オーストラリアも一周して、
今度は行ってない東南アジアを行こうと思った。

10月2日
予定より少し早く、午前5時半ごろ、ケアンズ国際空港に着いた。四列シートに俺以外誰も座ってなかったんで、寒かったことを抜かせば、身体も伸ばせてかなり楽チンな空の旅の7時間であった。
今回利用したのはジェットスターJetstarというカンタス系列の格安航空会社で、オーストラリアまで片道全込みで10万円もしない代わりに、手荷物の重量を自分で課金して設定する。ちなみに俺はトータルUS$400であった。

カナダの時と違って、空港のイミグレでワークビザの申請を全くやることがなかった。eVISAだからいらないんだろうけど、これでこの先本当にワークパーミット(就労許可)の申請ができんのか?
とりあえず無事(?)に入国を果たし、荷物のピックアップもして、到着ロビーでネットは使えないものかとPCを開いてみる。

有料だった・・・。しかも一時間3ドルと微妙に高い。少しでもケチろうと公衆電話を使うことにした。しかし、コインが呑まれる、1ドル入れたのに3秒しか話せない、ということで$1.50無駄にする。埒が明かないから3ドル払ってインターネット使っちゃったよ!
予約してた宿「アサイラムAsylum Backpackers」に電話して、無料送迎のサービスをお願いする。しかしこれがまた来ない。一時間待っても来ない。どうなってんの!

10時から仕事の面接を入れていたんで、9時を回ったところで見切りをつけて、仕方なくタクる。市内までは20ドル強。なかなか無駄な出費だ・・・。

まぁそんな訳で無事に宿にチェックインもできて、遅刻することもなく面接に臨めたわけなんだが・・・。

結論から言うと、全くお話にならなかった。俺が(笑)
ケアンズではダイブマスターでも十分に仕事があるらしい。だが、今の時期で求められているのは即戦力。
スライムナイトのピエールぐらいが基準なのに、今の俺はブチスライムを倒すにも数ターンかかるクズだ。色々と足らな過ぎる・・・。
育成プログラムも案内してもらった。要は経験を金で買うやり方だ。890ドル30本のトレーニングで、このままの値段なら許容範囲内なんだが、ケアンズのあるクイーンズランド州で海の仕事をするには「酸素プロバイダー」と「CPR&ファーストエイド」の資格が必要でそれぞれ150ドルずつかかる。それにケアンズの滞在費が加わるから、給料が発生する前に2000ドルほどふっ飛ぶ計算になる。

無理だ。あり得ない・・・。

丁寧で親切で親身になってくれて、俺を雇おうと色々と提案してくれたのはとても嬉しかったんだが、とても申し訳ないが今回は止めることにした。日本でコネ使って経験積んだほうが良さそうだし・・・。
まぁ他にも、ワーホリだと一箇所で最大6ヶ月しか働けなかったり、俺が機材を全く持ってなかったりってのもあるんだが(笑)

到着早々、最大にして唯一の目標が喪失した瞬間だった。
面接を受け持ってくれたGEN殿から「Live in Cairns(略してリビケン)」をもらい、求人からシェアハウスの情報が集まるオーキッドプラザOrchid Plazaを案内してもらった。

早速オーキッドプラザまで行ってみる。ケアンズの町並みはなんとなくカリフォルニアの沿岸部に似てる気がする。

プラザ二階の留学センターSSAの窓にたくさん求人の張り紙が張り出されていた。その中でScubaDooという水中スクーターのショップスタッフの求人を発見!早速電話をかけるが、丁度昨日決まったらしい・・・。なんつータイミングだよ、畜生!

そんな訳で、GBRでどうにか金をかけないでダイビングはできないもんかと、いろんな角度から求人広告に飛びつく作戦に変更。ただ最悪、定番のフルーツピッキングをやってセカンドビザを先に取っちゃうのも良いかな、なんて思ってたりする(笑)


蛇足だが、ダハブでのダイブマスターの先輩Yu-ji殿が一日早くケアンズに来ていた。同じくワーホリで、あちらも色々と大変らしい。
カード類を全部家に忘れてきたんだと(笑)

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