(3)の続き
お約束通り、入ってすぐの階段のシャンデリアをしたから眺めて「うん、きれいなスミレ」とにまにましながら。
これがこの演目の最後の観劇、心して楽しもう。
チケットの神様は、今回13列目のいっちばん上手端を用意してくれました。
本格インドカレーを食べて、用意は万全だ!
大劇場では、下手とセンターからしか見ていないので、超上手はすごく新鮮。
劇場がコンパクトだから、近い!狭い!
マッリの声が響き、きれいで冷たいほのかちゃんがすぐそこ。総督オレキザキさまのイケおじっぷりが素敵。
あー、、って思う間もなくまこっちゃんがかっこいい。
おなかにイチモツあるアリちゃんの芝居がイイ。
なこ姫が凛としてきれいでマスクの下でニヤニヤしてしまう。極美くんの手足の長さとそのバランスはため息しか出ない。
15年前のラーマの村の場面ですぐそばの上手花道から朝水パパが出てくるから、心臓鷲掴みなんでもんじゃない。ちびラーマ&シータがかわいくて大興奮。そこでまたオペラでパパをガン見して堪能。右手だけでのライフルで敵を蹴散らし下手へ走る姿、うーわーカッコイイにもほどがある。
シータがかわいくてもっと上手で芝居してくれたらいいのにと無茶を思う。
そうしてみると、さりおくんが上手にいることが多いのは幸いである。下手でビームチームがわちゃわちゃするのは首を伸ばしてオペラで追って楽しむ。
ひーろーのオジサマ芝居にはいつもKOされれしまう。命がいくつあっても足りないや。
ぴーすけが舞台に出てくるたび、目で追いかけ追いかけ、その姿を声を確かめる。
エピローグのエッタラジェンダの客席降り、すぐ右の通路に御剣海くんが来まして、新人公演のラーマさまですよ、すぐ右なんですよ、WATERでらしてね、もうねお顔小さいしきれいだし細いし声も素敵だし、もうね、もうもう、ああ、来てよかった!
どストライクなショー、VIOLETOPIA。どこをとってもみな好き。
廃墟の劇場に追憶の命を吹き込むまこっちゃん、華やかなショーガールなこ姫のきれいなこと!
雨降りラガドゥも素敵。
花婿ぴーすけは舞台がはねるところでプロデューサーから声を掛けられる
オレキザキp「1週間よくがんばったなあ、おつかれさまー」
ぴーすけ「おつかれさまーっす」
p「今日は最高だったよー」
ぴ「い・つ・も、最高でーす」
ぴーすけかっこいーい。
ありちゃんダンスにみほれ、暗転後にはじまるサーカスの遠い歌声とリズム、上手からサーカスがやってくる。赤いまいける、ほのかちゃん、ひーろーに目がくらむ。
はしれはしれはしれー
組子たちが駆け抜ける通路、立ち止まってのファンサで前の席の方が両手タッチしてもらうのを間近で見て鼻血が出そう。
ロケットもその後の大階段も何もかもみな美しい夢のよう。死の間際に見る走馬灯といったほうが近いのか(いや、臨死体験をしたことはないけども)
ふわふわしているうちにあっという間にショーは終わり、拍手と喝さいとため息のうちに幕が下り、夢が終わる。もっと見ていたい夢、夢を見に新幹線の切符を買ってここまで来たのだ。ああ楽しかった。
劇場の外は雨。手元の折り畳み傘に穴はないから♪ラガドゥラガドゥ、夢で聞いた歌を歌いながら帰ろう。
帰りの新幹線はグリーンで。
ゆっくりしようとごった返す駅でお弁当をなんとか買ったのに、コンシュルジュが持ってきてくれるサービスにお弁当があった。
次があるならば、、アイスクリームも買おうかな。
さめたくない夢のような一日だった。チケットの神様ありがとう。
つぎはあなたとご一緒に。