PRをブームにしないで。
最近、にわかにPRブームだと感じてる関係者の方たちも多いのではないでしょうか。
おそらく、最近WEBをメインでやってらっしゃるひとたちとPR会社が近接することによって
その存在感が増している(=ブーム?)ように感じるんだと思うけど、
それはまさに、PRのプレイヤーの方たちの自社のPR戦略がうまく効いているということだと思います。
中でも、特によく目にするのは、ビルコムさんだったり、ブルーカレントさんだったりするけど、
それ以外にも、老舗の総合PR会社さんはたくさんあるし、みなさん媒体を問わず、切磋琢磨しておられますよね。
ただ、ボクの中では、PRのプレイヤーにとっては、実はあまり良い市場環境ではないように思ってますし、
そんな中で、世の中はすぐにわかりやすい2極論や万能論に飛びつく傾向があるので(それ自体がPRの手法でもありますが)
PRについても、広告とPRとの2極論や、PR万能論が持ち出されたりすること、を非常に懸念しています。
言い換えると、PR万能論に近い空気が蔓延して、PRについて
勝手に一時的なオーバープロミスをするようになって、というか、それが求められて、
その要望にPRのプレイヤーが応えきれずに、逆にブームが終わる、
なんてことが起こる可能性は、結構あるんじゃないかと思ってます。
上記みたいなことは、たくさんの商品でみている悲惨な末路なので、
PRについては、そういう風にしてもらいたくないな、というのがボクの本音。
だから、もっともっと広告関係者に皆さんには、
PRのことを勉強してから、PRの活用を考えてほしいと思っています。
いまでも、PR会社にたのめば、なんとかゴリっとやってくれんだろ?
そこんとこよろしく、的なヒトっていたりすると思うけど、
もっとうまくPRの使いどころを考えて、適正に手法として使っていけることが
すごく大事なことだと思うので、頑張りたいと思います!
~過去のPR関連の記事~
広告とPR http://ameblo.jp/so-one/theme2-10009030992.html#main
PRって。http://ameblo.jp/so-one/theme3-10009030992.html#main
広告 vs. PR? http://ameblo.jp/so-one/theme4-10009030992.html#main
百万円と苦虫女。
みましたー。
あ、一部ネタばれありです。
タナダユキ × 蒼井優 の ちょっとビターな青春ロードムービー。
タナダさんのところに蒼井優さんありきで映画を撮ろうという話がきて、
「蒼井優史上最高に地味なヒロイン」で撮ろう、と決めたらしいですけど、
その判断、サイコーです!
蒼井優さんでしか、成立しない。蒼井優さんの魅力満載。
そんな作品に仕上がっているなぁと思いました。
ボクが感じた、この映画のテーマは、
どうやって「弱点だらけ」で「間違いだらけ」の不完全な自分と向き合っていくか。
です。
蒼井優演じる「鈴子(すずこ)」は、百万円たまったらその土地を離れ、
また次の土地で百万円貯まるまで働いて、とその繰り返しで日本を点々としている。
自分探しの旅ですか?と聴かれて
「自分なんか探してません。いつだってここにいますから。」という主旨の発言をする鈴子。
そう、百万円貯まったら次の土地へ行くというのは、
「自分自身」とそれを映す鏡である「その土地でのひととの繋がり」から逃げていることの象徴だったりする。
自分探しではなく、不完全な自分から逃げる旅。
だけど鈴子は、その度の間に少しずつ成長して、弟からの手紙をきっかけに、
もう逃げる旅はやめて、ちゃんと「ひとと繋がっていこう」「自分自身と向き合っていこう」と心に決める。
ラストシーンの蒼井優さんの表情は、素晴らしかった。
苦虫女っていうタイトルにあるとおり、
苦虫をかみつぶすような不自然な作り笑いしかできない少女が、
ちょっとだけ、心からの笑顔をにおわせた瞬間だったなぁと。
この先、この少女はきっと、自分の居場所をみつけて、
心からの笑顔をちゃんと出来るようになるんだろうな、っていう予感を感じさせる表情でした。
タナダユキ × 蒼井優 でしか、なし得なかった 素晴らしい作品だなって思いました。
みなさまもぜひ。
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