レスキュー。
まだ第三回ですが。
カトゥーンの中丸くんと、山本裕典くんが対立しながら、
SR(スーパーレンジャー)を目指すという話。
レスキューというタイトルだけあって、"命"の重さが重要なテーマとなっているのですが、
なかでも、レスキューという仕事についている人間が、
「助けるべき人間のために、ひきかえに命を落とす」というモチーフを通じて
レスキューは何のためにひとの命を救うのか。そのために自分の命を投げ出すべきなのか。
という大きなテーマを投げかけています。
根底にある思想としては、
助けられる側も助ける側も、同じ命をかかえていて、その命の重さは比べるべくもない。
そのうえでどうするか。正解(正義)が何なのかは、自分たちで見つけるしかないというスタンスです。
たぶん、最後までただ一つの答えはでないでしょうし、
正解は、現場で決断を迫られた人間が選んだことだったりすると思いますし。
だから、スカッとした最後にはならないような気もしますが、
でもボクはそういう感じがわりかし好きなので、最後まで見ようと思います。
イケメンばかりがでているので、それでみている女の子の話をよく聞きますが、
でもみんな毎回泣けるとかっていってるのは、テーマとしているところがしっかりしてるからかなと
個人的には思いますので、今後にさらなる期待です!
キサラギ。
小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、香川照之、塚地無雅のキサラギ。(2007、佐藤祐市監督)
108分と上映時間自体は長くはないですが、それよりももっと体感時間は短く、
あっというまにストーリーに釘付けになり、面白く見られた2時間弱でした。
最後のループのところは、個人的にはいらなかったかなと思いますが、ひとそれぞれかもですね。
如月ミキちゃんというアイドルのファン5人が彼女の死の1周忌に集まって
彼女の死の謎について迫る、密室推理劇。
そんな風に映画の概要は語れると思うのですが、
ボクに個人的に残った読後感は、推理劇を見終わったあとのスカッとした気分というよりも、
様々なひとの想いの積み重ねの中で、ひとは暮らしている。それらはすべて、必然である。
という改めて感じた想いと、温かい気持ちでした。
だからこそ、最後にループした感じが、推理劇っぽくてイヤだったんだなぁ。
推理劇だと思ってみてたら、最後またニヤってしたあとに、気分良く映画館を出られる展開だったんでしょうが、
そういう映画じゃない気がして。惜しかったです。
でも全体としては、すごく面白く見られたし、温かい気持ちにもなれたので、ホント、良かったです。
如月ミキちゃんのために集まった5人。
その一人ひとりが、ミキちゃんのことを思って、なんらか行動してて、
その行動の積み重ねが、彼女を支えていたわけで。
彼女は死んでしまったけど、みんなの彼女を思う気持ちは消えない訳で。
どストレートにやっちゃうと歯の浮く感じになっちゃうところを、
コメディでやるからこそ、ちゃんと伝わるものになったんだろうなって思いました。
脚本の古沢良太さんにカンパイです。
みなさんもぜひー。
- キサラギ スタンダード・エディション
- ¥3,591

