信念のホリスティックアプローチ | 田舎モンが出戻った

田舎モンが出戻った

12年に渡るアメリカ田舎暮らしを中断し、サンフランシスコに2年滞在した3児のハハ
そしてまた東海岸に戻ってきたものの、下のムスメは日本に留学・・・空の巣症候群にかかってしまうのか???

例の山火事の炊き出しに行った時のことだから

ちょっと前のハナシなんだけども

ランチとディナーの間に時間が空いたので

近くに住むダンナの同僚の家に行ったわけ

 

彼女に会ったのは去年が初めてで

その時に体に良いって言う鶏ガラから作るスープの話を聞いた

いろんな野菜も入れて何時間も煮るらしい

それを毎週?作ってるんだって

 

だからすごく食にこだわるタイプなんだなぁと思った

 

先月うちのぱーちーに来た時に

わんことにゃんこのゴハンのハナシも聞いた

(彼女は2匹ずつ飼っているらしい)

彼女は市販のペットフードを全く使っていないんだって

 

なので彼女の家で何を与えているかを直接見せてくれた

 

ワンコには生の骨付き鶏もも肉(皮は剥いでいたはず)

それを丸ごと2個!

 

この2匹のわんちゃんは中~大型雑種の姉妹なんだけど

このエサを始める前は1匹が痩せすぎて

もう1匹が太り過ぎていたらしい

それが今は自然と落ち着いて

2匹とも同じくらいの体重になったんだって

 

毎日同じものではないけど

全てオーガニックの生肉を与えているらしい

 

にゃんこは鶏肉をミンチマシーンで骨ごと砕いたやつに

解凍した生の鱈

それにミネラルを加えるのに焼きのりをちぎって乗せていた

 

ペットのエサ代だけで月にどれくらいかかってるんだろう???

家族の健康のためには努力とお金は惜しまないみたい

 

家族の健康と言えば

彼女たちは予防接種を信じていないらしく

風邪を引かないように特殊なサプリを飲んだり

いろんなハーブを使ったり

ホリスティックなアプローチをしている

 

コドモも3人いるんだけど

真ん中の男の子が小さい頃重度の自閉症と診断されたんだって

でも療育とかだけでは納得いかなかった彼女は

もちろん食餌療法の道を探ったんだって

 

自閉症の子って食に強いこだわりを示したりするから

そこは苦労しなかったの?って聞いたら

もちろん嫌がったけどそれを食べるまで

他のものは何も与えなかったんだって

 

なんと18日間!!!

 

そしてやっと彼女が与えるものを食べ始めたムスコくん

今は10年生かな

普通に高校に行き、大学進学を考えるくらいになっているらしい

それも家を離れて

 

その結果を伝え聞いた人から

彼女の話を聞くために電話が来たりすることもあるのだとか

日本やロシアからもかかってきたことあるって

 

彼女のやり方って賛否が激しく分かれそうだけど

彼女はこうと決めた以上人の批判には耳を貸さない

とことん信念を突き通す人なんだなぁと思った

 

ワタシに同じことが出来るかと言ったら

無理だろうなぁ

わんにゃんのエサでさえ躊躇してるし

 

息子くんの症状や対処方法などを知るために

自閉症関係のセミナーにも通いまくって

遂にはカウンセラーの資格まで取っちゃった人だ

 

Lorenzo's Oilって映画があったよね

息子の難病を治すために治療法を探ることに

生涯を捧げた両親の話

 

病名も全く違うけどそれを思い出しちゃった