ちょっとボランティア | 田舎モンが出戻った

田舎モンが出戻った

12年に渡るアメリカ田舎暮らしを中断し、サンフランシスコに2年滞在した3児のハハ
そしてまた東海岸に戻ってきたものの、下のムスメは日本に留学・・・空の巣症候群にかかってしまうのか???

週末、ダンナとプーを連れて

とある避難所での炊き出しの手伝いに行ってきた

 

その前日に風の向きが変わったらしく

家の周りは空気がある程度綺麗になっていて

煙臭さもなくなっていたのだけど

 

 

やはりそのエリアの近くまで行くと

空の下の方の色がちょっと赤っぽくなっている

煙で朝焼け状態なんだな


 

ワタシ達が行ったのは軍の基地なので

避難してきたのは軍人&退役軍人の家族がほとんど

一時期は200人ほどが泊まっていたらしいけど

 

ホテルや親戚・知り合いの家に移ったり

住んでいた家に戻ったり(少ないけど)で

大分減っていた

 

 

炊き出しと言っても食事そのものは

近辺のレストランやケータリングのお店から寄付されるので

ワタシ達はそれを並べたり後片付けをするだけなんだけど

 

しかしこういう場面ではやっぱりすごい

あっという間にいろんなものが集まってくる

あまり集まり過ぎて今は物品の寄付の受付をやめているらしい


ランチはターキーミートボールにビーツにサラダ2種

ディナーは照り焼きチキンにご飯とサラダ

 

アツアツのものが届く

それもたくさん!

食べきれなくて困るくらい

 

ここでの食事もあちこちのレストランから連絡が入って

あと1週間分は既に供給してくれるところがきまっているんだって

 

だから残り物はなるべく食べに来た人や手伝ってる人に

持って帰ってもらうけど
捨てちゃうことになるのも多い
 
なのでミートボールとサラダを
大きいジップロックバッグにいっぱい
持って帰って来た
 
ああこれをプエルトリコに持って行けたらなぁ
 
ランチとディナーの間時間があったので
友達家族2軒と近くのパンプキンパッチへ行った
 

(牢屋に入れられたワタシと友達2人)
 
(子供たちは何故かカッコいい写真)
 
このパンプキンパッチも軍人家族にフリーチケットを寄付してくれて
1枚につき$40までの買い物がタダ!
 

 
なのでプーは小さいパンプキンを一つ選び
協賛している地元の乳業会社の
アイスクリームとチーズを買っちゃった
 

(まだ仔牛なので乳は出ない)
 
なんか手伝いに行ったのに大してやることもなく
(手伝いの人が多くて)
遊びにも行けて
おまけにダダでいろんなもの貰って帰ってきちゃって
 
結局何しに行ったんだろう~~~って思うけど
 
ダンナはその基地の様子をボスに報告できたので
それはそれで良かったかもしれない
 
 
そうそうこれはここだけのハナシなのだけど
 
FEMAと呼ばれる官庁は災害が起こるとやって来て
色んな救助や再建、復旧に関する手助けをするんだけども
この職員と言うのが余り評判良くない
 
なんつーか偉そうなのである
助けてやってるって言う上から目線から来るのかな
 
地元の機関の職員に荷物を運ばせたり
障碍者の駐車スポットに車を斜めに止めたり(2台分取るなよ)
基地のバラック(大体2人部屋の寮みたいなところ)に
泊まらされるとなると1人部屋もないのかと文句を言う
 
赤十字のボランティアの人たちは
体育館で簡易ベッドで十分ですよって言うのに
 
このでかい態度はひょっとして
あのクソ爺が偉そうにしてるからかも?とか
思ってしまう
上の人間の態度がそのまま出てるんじゃないの?
 
もちろん全員がそうだとは言わないし
大変な仕事だとはわかっているんだけど
災害の被害者に対しても同じ態度じゃないといいなぁ
焼け出された上にそんな扱いされたらやってらんないよ・・・
 

(白い煙が上がっているところが今燃えているところ
まだ風がないだけよかった・・・)