去年ここベイエリアに越してきたワタシ達
プー嬢にとっては初めての転校であった
シャイな方ではないプーであるが
やはり転校には不安があったようである
友達が出来るかが一番の心配の種
行く学校が新学年の始まる前の週に決まった
そこでその学校に新しく通うことになった生徒たちの
オリエンテーションで出会った
プー嬢の一番最初のお友達、Lelちゃん
近くの学校から転校してきたのだが
残念ながら2週間も経たずに元の学校に戻ってしまった
Lelちゃんにも親友らしき友達はいなかったらしく
学校が変わっても時々放課後に会っては遊んでいる
その後しばらく友達が出来なくて落ち込んでいたが
やっと1か月後くらいにいろんな名前が飛び出すようになってきた
そして今いつも一緒につるんでいるのが
Celちゃん、Elちゃん、Selちゃん、Kel君である
(踊り場のベンチでお昼寝中のモサ男さん
午後はここに陽が当たるのである)
一番仲がいいのがフィリピン人のElちゃん
あとはほぼ白人なので
やっぱり同じアジア系で通じるものがあるのだろうか
しかしこのElちゃん、ちょっと鬱病を患っているらしい
やっと両親に打ち明けて、医者に掛かることになったのだが
やっぱり少し精神的に不安定
約束をドタキャンされたり夜に泣きながら電話してきたり
それをプーが嫌がっている様子はなく
むしろ進んで話を聞いてあげたりしているようだ
この間の舞踏会でプーはボランティアで
クロークの係をやることになった
(9年生に進むためには20時間のボランティアが
この校区では必修とされている)
そしてElちゃんを誘って一緒にやることになった
その時に着るドレスも用意してあげて
(寄付されたドレスなのでタダ)
いよいよ明日!となった時
はい、ご想像の通りドタキャンです
宿題が終わりそうにないし
ちょっと気分が乗らないから・・・
もう何それ~~~!?!
でもね~、嫌な予感がしてたのだ
やっぱり~てカンジで
それからプーは友達に連絡取りまくって
なんとか用事が重ならなかったCelちゃんを確保できた
まあこの時期のベイエリア
上着など着る人はあまりいない
イベントのあったホテルに泊まっていた人も多かったし
プー一人でもなんとかなったと思うが
4~5時間ボケーっとしてるのも大変だったろう
だからCelちゃんが来てくれて本当によかった
そしてクロークに預けるお客さんは少なかったにもかかわらず
テーブルに置いていたチップ用のガラス瓶には
結構お金が入っており
(さすが高ランクの士官が多いイベント)
ハハもちょっと入れてあげたので
一晩バイトしたくらい儲けたプーとCelちゃんであった
Elちゃんにちょっと腹が立っていたワタシであったが
やっとそれも収まり
何もなかったようにふるまえるであろう
病気ならば仕方がないし
せっかくお金稼げたのに残念だったな!と
腹の中では叫んでいるがな・・・