レビュー COOLTAKUのアクリルフィギュアケース | 歌詞同期ファイル置き場(ラブライブ!、ナナシス)

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(2024/07/13追記)幅40×奥行30×高さ30cmの外箱、ポリケア F70でのメンテナンス、サクラチェッカーについて追記


Amazonでフィギュアケースを検索するとよく見かけるCOOLTAKUのアクリルフィギュアケースを購入したのでレビューします。

最近知名度が上がってきていますね。YouTuberの方もオススメしたりしています。


今回購入したのは幅25×奥行25×高さ35cmのこちら。 タイムセールで3,420円でした。その後Primeセールで幅40×奥行30×高さ30cmのケースを3,800円で購入しました。


どちらも東京まで2日かかるようです。Amazon直接の発送ではなくCOOLTAKUの発送のためと思われます。また、荷物に発送元の住所の記載が無かったため、どこから発送されたのかは不明です。


 

※Amazonより

さて、COOLTAKUってどんなメーカーはてなマークというところから。
正直謎です。Amazonの登録では中国の深圳に会社があるようです。ではAmazonによくある中国の怪しい系はてなマークというと、管理人の個人的な感覚ではありますがキチンとした仕事をされている企業のイメージです。

中国系だからと怪しんでいては、皆さんおなじみのAnkerなども中国系なのでそこは割愛。Xに日本用のアカウント を作られていて、頻繁に顧客とコミュニケーションをとったり、品質改善の様子をアップされたりしています。


Amazonのサクラレビューから怪しい業者を判定するサクラチェッカーでも以下の結果なので、安心して良いのではないでしょうか。

※サクラチェッカーより

企業の公式サイトが無かったり、サポートはXのDMという点は「なんだかなぁ」感が漂いますが、商習慣の違いと捉えれば良いでしょう。

COOLTAKUのケースは小型のものになります。いわゆるフィギュア"棚"ではありません。そういう意味ではコスパは悪くなります。
考えても見てください。Detolfに代表されるフィギュアケースは13,000円程度で購入することができます。


1段に1/7サイズのフィギュアなら最大6体が飾れます。4段で24体。

今回管理人が購入したケースは1/7〜1/6サイズの場合、どう考えても1〜2体です。大型の幅40×奥行30×高さ30cmのものもありますが、それでも3〜4体です。
なので、どちらが合っているかはよく考えてから購入しましょう。

棚ではなくケースが良い、という方はCOOLTAKUのケースをオススメします。その理由はケースとしてのコスパの良さ

試しにネットで「アクリル ケース」などで検索してみてください。多くのアクリル屋さんがヒットすると思います。


アクリルって結構高いのです。最近オタグッズでアクリルキーホルダーやアクリルフィギュアが結構な価格で販売されていますが、あれはアクリル自体の価格の問題でもあります。


そのアクリル屋さんのウリ文句の代表的なのが「国内産アクリルを使用」というもの。ただ、よく考えてみてください。専門店でもないのに、その高品質は必要でしょうかはてなマーク98点の品質の国内産アクリルを大枚はたいて買うよりも、95点でも3,000〜4,000円のケースの方が嬉しいよっていう方のほうが多いと思います。そして、多くの方がその数点差の品質の見極めは困難だと思います。


確かに不良件数は(厳密に比較すれば)多いでしょう。傷があったりとか。COOLTAKUは交換対応もしてくれます。



ちなみに、商品開発の参考に欲しいサイズのケースとかがあれば連絡していいとのポストを以前されていました。


それでは商品を見ていきましょう。
外箱はこんな感じです。自分で組み立てるため、薄型の箱で届きます。

Made in China。だからこそ、安価。



(2024/07/13追記)
幅40×奥行30×高さ30cmが届きました。
実は先日のレビューを投稿した際にCOOLTAKUさんからXで返信を頂いてまして、製造年月日を記載したシールを貼るようにしたとのことです。


まさか既に貼られているとは思いませんでした。だってレビュー投稿したときにはAmazonで購入済だったんですよはてなマーク対応早すぎです。
「CT4030-30」は何か不明ですが、中央が製造年月日ですね。UVカットの寿命が約5年のため、正確に知りたい方はこれで判別できます。


ただ、2点目を購入したため外箱に関して更に問題が判明。それは「外箱だけではサイズが分からない」ことです。商品名が「...」で省略されているため分からなくなっています。
開封する前に誤配送か確認してから開けたいという方は迷うのではないでしょうかはてなマーク


幸い、先日購入した幅25×奥行25×高さ35cmと比べると箱のサイズがかなり違ったため、今回は「多分大丈夫はてなマーク」と思っています。



同梱物です。


かなり親切です。右下のCOOLTAKUマークのが組み立て説明書、その上のが挨拶文と注意書きです。中国系によくある「レビューしたら割引クーポンあげるよ」とかが無いからこそ安心感があるという。本当にあれ、逆効果なの分からないのかなあ。


布巾と手袋がついてくるんですよ。フィギュアファンの心理分かってるなあ。


そしてこの手袋「小さいな。添付物だし、期待してもこんなものか」と思っていたら、伸びるびっくりマーク男の管理人の手でもスッポリです。


ちなみに管理人はフィギュアを素手では触りません。100均で購入した綿手袋を使っています。比較すると、滑り止めが無かったりはするのですが、伸びる分こちらの方が装着感が良いです。100均のは全く伸びないので。


※右が100均手袋です

組み立てる前に製品の特徴紹介。
アクリルの凄さはおなじみの通り、透過性と紫外線吸収率の高さ、軽さです。

透過性ではガラスには劣りますがそれでもかなり高いです。紫外線吸収率は通常のアクリルでも90%とかなり高いのですが、COOLTAKUのケースは全てUVカットアクリルを採用しています。そのカット率はISO9050という国際基準で99.3%もあります。


オタグッズの大敵である紫外線劣化から守ってくれるわけですね。ただし、このUVカットアクリルの効果は徐々になくなっていくため、平均5年が寿命と言われています。ケースを全てこれで揃えてしまい、5年後泣くことのないように計画的に運用していきましょう。

購入年月日を書いておける小さいテープとかが付いていると助かるんですけどね。ラベルシールを貼っておくと分かりやすくなると思います。


ただ、5年経過してもUVカット率が0%になるわけではなく、通常のアクリル同等の90%になるだけなので、直射日光が当たる場所にでも置かない限りは安心して飾っておくことができます。


アクリルの重さはガラスの1/3程度と、ケースとして扱う分には文句なしです。

そしてCOOLTAKUのケースのアクリル厚は2.8mm。ケースとしては十分です。また、角が補強してあったり扉が磁石式だったりと使いやすさにもこだわりがあります。



アクリル板です。濁ってるなはてなマーク保護シートが貼ってあるためです。剥がしましょう。

今後はフィルムを剥がす旨のシールが貼られるそうです。

恐らく組み立ての中で最も難しい、というか面倒なのがこの"フィルム剥がし"です。COOLTAKUのXのポストでコツの動画 が公開されていますので見ておきましょう。


シートにはこのような注意書きがしてあるため非常に分かりやすいです。社会人だけでなく、学生などの不慣れな方も対象にしていることが分かります。
説明書に英語版があることからも、世界中で販売することを想定しているのでしょう。

写真を撮影しながらのんびり組み立てて約30分でした。2回目からはもっと早くできると思います。

「思っていたより、大きい、、、ですぅ」

なんと言っても25×25×35cmというのは「内径」なのです。きちんとフィギュアを飾ることができる内径をサイズとして販売しているのですね。なので、完成した外形は一回り大きくなります。


磁石付き三角コネクター以外のパーツは予備がついているため余りが出ます。保存しておきましょう。



実は接続用のネジが何が起こったのか、指したときに潰れて壊れてしまい、少し焦りました。左が壊れたものです。



使ってみての感想です。

①100均のようなケースだと上から被せるタイプのためスタック(重ね置き)や上に物を置くことはできません。


COOLTAKUのケースは前扉式のため、出し入れが大変楽です。


②スタック(重ね置き)可能

これは強いです。2.8mmアクリルという厚み、強さが効いてきます。他のメーカーでは安価な分1.0〜2.0mmと薄かったりするですが、単体ケースで2.8mmの厚みがあると多少スタックしても支えてくれます。


ちなみに、今回購入した25×25×35cmサイズの重量は約1,630gでした。そして1/6〜1/7サイズのフィギュアの重量は400g〜700gが多いです。やる人はいないと思いますけど、4〜5段くらいはイケる気がする滝汗


③アクリルケースであること

「何いってんだはてなマーク」なのですが、ケースに使用される素材として多いものはアクリル、ガラス、スチロール樹脂があります。


スチロール樹脂は100均のケースで多く使用されています。安価な代わりに経年で紫外線による変色が発生するためケースには不向きです。また、薄いケースが多いため中型以上のスタックにも向きません。

Amazonのケースでは2,000円台でもスチロール樹脂のケースがあるため注意が必要です。


ガラスは優れている素材なのですが、個人としての取り扱いには向きません。透過率は最も高いのですが、高価で重く、割れたときのケアも考慮する必要があります。できれば四角形に割れる強化ガラスを選択したいところですが、コストに返ってきます。

また、紫外線を通すためUVカットガラスにしないと対策ができません。


上記を考えると、個人でのコレクションケースとしてはアクリルがバランスが良いのです。


④肝心のアクリルの透明度は◎

フィルムを剥がすのが大変でしたが、その代わり傷がついておらず納得の透明感でした。お手入れのことを考えると、組み立てのときにアクリサンデー ポリケアを塗っておくと、後々ホコリがつきにくくなるためオススメです。

以下はAmazonリンクですが、価格的にヨドバシカメラがオススメです。世界堂に行ける方は693円で販売されていますので、そちらもオススメ。


 

ポリケアはプラスチック用の静電防止+クリーナーです。ケースのメンテナンスはポリケアで行えばOK。静電効果は約3ヶ月間なので、定期的に掃除することをオススメします。

面倒という方は正面扉と天井だけでもやっておけばかなり見違えます。気づかないうちに汚れで曇ってくるのでご注意をびっくりマーク


NITORIのNポルダを使ったフィギュアケースの記事を以前作成しました。幅40cmのラインアップが増えれば工作無しで実現が可能です。



ただ、そのためには高さ35cmの発売が待たれます。1/6サイズが増えてきて、更にソシャゲで重機の装備が増えている昨今、30cmだと頼りないのです。


後から高さ35cmを買い足すと、ケースの高さで段差ができてしまい、見た目が不格好になります。はじめから高さ35cmで統一しておきたいところですね。



という事で、これまでは同サイズのケースは5,000円〜出さないと買えなかったのですが、かなりコスパの良い製品が買えるようになりました。


それはそれで人間欲が出てくるもの。要望や疑問点などを挙げてみます。


・2〜3ヶ月間隔でセールをするため、定価で買いにくい

皆さん、ミスドや宅配ピザを定価で買いたくありませんよねはてなマークなぜかって、あれだけセールを連発されると「それが定価」みたいな感覚になってしまうからです。


今のCOOLTAKUってそれになりかけていて「別にフィギュアケースは急ぎじゃないし」という方が多いでしょう。となるとセール待ち、買い控えが起きるわけです。ならセール価格を定価にしちゃえばいいじゃないかと。


あれはてなマーク目茶苦茶なこと言ってないはてなマーク

でも消費者ってそんなもの。一時期ミスドが倒産仕掛けたのはセールのし過ぎだったわけですし。


・Amazonの他のフィギュアケースってどうなのはてなマーク

沢山あるので買ってみるべし。だと思います。が、COOLTAKUをコスパで超えるのは難しいと思います。だからこそ人気なわけで。


その中で気になるメーカーがあります。それが「KUKER」。何が気になるかというと、COOLTAKUそっくり。これも中国製によくある似た製品を違うメーカーが販売しているやつでしょうかはてなマークそれか、委託している工場が同じはてなマーク


特徴からそっくりです。

外箱まで似ています。

KUKERはCOOLTAKUには無いひな壇タイプも取り扱っています。ただし、UVカットは不明です。通常のアクリルでも90%はあるため問題ないとは思います。
それぞれのメーカーで比較して、補間し合えば必要なケースが見つかるでしょう。


KUKERに関してはXのアカウントがあるわけでもなく、本当にAmazonの中国メーカーから購入するつもりの方が良いとは思います。



江西省のメーカーっぽいですね。江西省って日本人には聞き慣れないですが福建省の西にあります。深圳の北側です。


ちなみにサクラチェッカーの結果は以下の通り。南無南無…

※サクラチェッカーより


管理人のおすすめはCOOLTAKU。無いサイズやひな壇タイプはKUKERでしょうか(KUKERで買うなら他を探すわってなりそうですけどね)。とオチが付いたところでこの辺りで。