こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は「アダルトチルドレンは安心を感じれば人づきあいがうまくいく！」というお話をしていきます。
人間関係が怖いのはなぜ？
アダルトチルドレンの方は、人間関係に恐怖を感じている人が多いです。
人の目が気になって本心を言えなかったり
後になって言ってしまったことを後悔したり
コミュニケーションの失敗を思い出して夜に寝られなくなったり……
そんな方も多いのではないでしょうか？
これには実は原因があります。
アダルトチルドレンには、幼少期に安心を感じられない環境で育った人が多いです。
そのため、人間関係にはいつも「力関係」や「依存関係」がつきまとっていて、どうしたら安心できる人付き合いができるのか知らないのです。
私のところに相談に来られる方にも、親から高圧的な扱いを受けていたり、虐待を受けていたりと、安心できない環境にいた人が多いです。
特にいわゆる「昭和の親」の元で育った方には、体罰を受けていた方も多く、特にその傾向が強いです。
身体的な痛みがあると、安全が感じられないので、当然安心も感じられません。
こんな環境で育ったら「コミュニケーションに失敗したら、ひどいことを言われるかもしれない。痛い目に遭うかもしれない」と不安になってしまうのは当然ですよね。
しかも不思議なことに、それでいてインナーチャイルドは勝手に幼少期の体験をなぞろうとして、安心できない人間関係に近づいていってしまうのです。
人づきあいを良くする方法
では、そんな方が人づきあいをより快適にするためにはどうしたらいいでしょうか？
まずは、今ある人間関係を振り返ってみて「どんな人といると安心できるかな？」と考えてみてください。
「この人といるとホッとする」「この人といると気が楽」と思う人を思い浮かべてみましょう。
「まだまだ自分には友達がいない」と思うなら、ペットやインターネット上だけの付き合いの人でもOKです。
「ここにいると安心感が得られる」というコミュニティーを見つけましょう。
そういった場所で安心感が得られる人づきあいを続けていくと、だんだんと安心できる人づきあいの仕方が分かってきます。
これは誰にでも備わった能力です。
「私はコミュ障だ」「人間関係は怖い」と思っている人は、たまたまそれまで安心できる、安全を感じられる環境にいなかっただけなんです。
まずは、安心・安全を感じられる環境を練習してみてください。
繰り返せば、自分が変わっていくことができます！
今日の処方箋は「安心を感じない人間関係からは距離を置こう。安心できる環境で人間関係の練習をしよう」でした。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ
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