こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は「心の鍛え方」についてお話しします。
心を鍛えて弱点を克服しよう
アダルトチルドレンは自分の心に翻弄されて、すぐに傷ついたり、落ち込んだり、罪悪感に苛まれたり、自分を責めたりしてしまいます。
アダルトチルドレンは、知らないことで怖くなってしまい、パニックになっていることが多いです。
ですが、実はそこを一気に乗り切る方法があります。
それは、「心は鍛えられる」ということを知っておくことです。
心を鍛える、心の筋トレの参考になるのが、日本の伝統芸能である能や狂言の世界で言われる「守破離の法則」です。
「守破離」は「しゅはり」または「ずばり」と読みます。
例えば、実際の稽古で初めてやることに触れる場合、まずは基礎の型から練習を始めていきます。
ピアノならドレミファソラシドが鍵盤でどこに当たるのか、どう指を運ぶのか、楽譜はどう読むのかといった型が分からないと、うまく奏でることはできません。
これが「守」です。
守ができるようになったら、次は「破」の段階です。
これは、自分なりの工夫をして、基礎の型を破っていくことです。
自分で工夫をすることでさらに理解が深まり、上達を早めていくことができるのです。
そして、破ができるようになったら、最後の「離」の段階です。
これは、師匠や先生から離れ、独立して自分でやっていくことです。
この段階まで至ると、自分のオリジナルで自分のものにできるので、堂々とやっていけるようになっています。
修行はどのように進めていくべき?
では、型を守る修行はどのぐらいの期間やればいいのでしょうか?
私はピアノや歌の世界にいて、たくさん勉強をして練習をしなければなりませんでした。
発表会で弾くときには恥ずかしい思いをしたくない、間違えて止まってしまうようなことがないように、一通りきれいに弾きたいと思っていました。
ただ、練習以外にもやりたいこともありました。
そんな時には、子どもなりに自分の中で損益分岐点がどこにあるのかを考えていました。
どれぐらい弾く練習をすれば、どれぐらい上達するのかが分かるように、どれだけ練習したのかを楽譜の隅でカウントしていたのです。
実際にカウントしてみるまでは、何かを身に付けるには100回、1,000回と大量の練習が必要だと思っていましたが、意外と70回ぐらいでも身に付いてくることが分かってきました。
それからは、70回練習する予定を組みながら行動するようになりました。
こうすることで、発表会では上手に弾けて、かつ自分のやりたいこともある程度できるようになったのです。
この「70回で型を守れる」というのは、私の経験です。
皆さんの中にも、運転免許を取る時に、10回、20回と実地講習をした経験がある方も多いでしょう。
免許を取ってからも運転を続けていけば、自然と練習した回数が積み重なっていき、運転技術の型ができます。
ただ、免許を取った後はペーパードライバーになってしまって運転する機会がなくなったら、型を守る段階まで到達できないかもしれません。
このように、様々なことで型を守れる回数まで続けられたことと、続けられなかったことがあるでしょう。
70回を超えているかどうかを1つの基準としてみてください。
すると、3~4回やっただけで「私にはできない。あの人は上手いのに、私はダメだ」と落ち込む必要がなくなります。
試行回数が違っているのに、比べること自体がナンセンスだと分かるからです。
この守破離の法則を使って、自分の心を鍛えてみてください。
秘訣は「YES AND」と「GOOD&NEW」です。
いいことや新しいことを発見していきましょう。
今日の処方箋は「守破離の法則で、まずは70回やってみよう」です。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ
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