こんにちは。
アダルトチルドレン専門セラピスト 林 志のぶです。
今回は「パトカーを見るとドギマギしてしまう心理」についてお話しします。
パトカーを見てドギマギする理由
パトカーが近付いてくると、「自分に何か用があるんじゃないか」「この前、信号無視しちゃったな」というように、自分の悪いことを咎められているような気がしませんか?
実は、この心理もアダルトチルドレンにありがちなものです。
アダルトチルドレンは自責感や背徳感など、自分が罰せられるのではないかという思いを常に抱いている人が多いのです。
誰しも、人に言えないようなちょっとした悪いことをすることはあるでしょう。
法律を破っているわけではない、本当に小さな後ろめたいことでも、パトカーを見ると「何か言われてしまうのでは」と不安に思ってしまうのです。
ですが、これにも意味があります。
インナーチャイルドと不安感の関係
この現象について、機能不全家庭で育ってアダルトチルドレンを自覚している30代の独身男性の方の体験談が参考になります。
彼は発達障害で、アスペルガーの傾向が強い方です。
つまり、こだわりが強いので、思い込みが激しいということですね。
この方はインナーチャイルドのプロファイリング、芯出しを進めていくと、お父さんからよく言われていた言葉があることが分かりました。
それは「お前、そんな悪いことをしたら警察に突き出すぞ」「お巡りさんが来るぞ」というような台詞です。
こういった経験があると、インナーチャイルドは心底怖がってしまって、パトカーを見た時や、交番の前を通る時に不安になってドキドキしてしまうのです。
その方は実際に挙動不審になってしまったり、チックのような症状が出てしまったりするということでした。
そのため、何事もないのに職務質問を受けることがよくありました。
しかも、こういう経験が続くと、さらに警察に対する不安感や不信感が高まってしまいます。
こういった警察への不安感の負のスパイラルも、芯出しセッションで少しずつ和らげていくことができました。
こういった歪んだ認知を変えていくと、ドギマギとしてしまう身体症状も次第に消えていきました。
今ではパトカーを見ても平気になっています。
自分もパトカーを見るとドキドキ、ドギマギしてしまうという人は、自分のインナーチャイルドの経験に原因があるかもしれません。
小さいころに親からよく言われた言葉を思い出すこともあるでしょう。
でも、それはあくまでも子どものころの話です。
今の自分はそんなに悪いことをしているでしょうか?
しっかり自分を見つめ直し「自分はそんなに悪いことをしていないぞ」と、自分の中に眠っている幼いころの自分に言い聞かせてあげてください。
インナーチャイルドと不安感の関係
では、パトカーを見たらドギマギしてしまう人はどうしたらいいでしょうか?
皆さんも、子どもがパトカーや救急車、消防車のような働く車を見て喜んでいるのを見たことがありませんか?
もし不安に襲われてしまったら、そんな姿を思い出してみてください。
そして、これからパトカーを見たらにっこりと笑顔になってみてください。
「パトカーを見たらいいことがあるぞ」と、ラッキーアイテムのように思うのもいいでしょう。
パトカーを不快なものではなく、快なものだと思うのです。
最初は難しいかもしれません。でも、続けているとだんだんと気持ちが塗り替えられていきます。
今日の処方箋は「パトカーを見たらドギマギする人は、次にパトカーを見たらにっこりしてみよう。ラッキー!と思ってみよう」です。
アダルトチルドレン専門セラピスト
林志のぶ
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