父子家庭の気負いが、共依存を生んでいた??
50代の男性は、奥さんに浮気され
30代で離婚して、
小学生だった娘さんを引き取って、
ずーっと一人で育てていました。
自営業にしたのも、娘さんとの時間が取りやすいから。
立派ですね。
娘に不憫な思いだけはさせないように、
心に傷を作らせないように、
本当に腐心して大切に娘さんを育ててきました。
時には過保護なくらいに。
そんな娘さんも、もう成人しましたが・・・
もう20代後半なんですが・・・
・・・・・・パパにべったり
一応仕事はしていますが、いまだに実家暮らしで
彼氏よりも、パパがいいという、甘えんぼな娘。
犬を気に入って買ってきても、
犬をかわいがるのは私の担当だけど、
犬の散歩や世話はパパの仕事!
あとはやっといて!だし・・・
部屋の掃除は、自分でやりたくなーい!
部屋が汚れてるのが気になるなら、
気になる人がやればいいじゃん
私は別にー?? という態度だし・・・
パパが女の人とデートするなんて、やだ
私と出かけてくれないなら、拗ねてやる だし・・・
嫉妬するって、小学生女子じゃなかろうし。
皆さんは、どう思います?
ムム??
これは・・・
共依存決定~
母娘の共依存はよくありますが、父娘でもなるんですね。
珍しいケースでした。
被害者ポジションに押し込んでいたことが原因
なぜここまでの共依存となってしまったのでしょうか?
その気づきは、意外なところからもたらされました(笑)
娘の嫉妬を乗り越えて?つかんだ、パパの恋愛成就
そして、めでたく再婚
妻の連れ子と彼の実の娘と、子どもが2人になって、
ステップファミリーになりました。
とはいっても、実の娘はすでに20代後半。
仕事もきちんとしているし十分、一人暮らしができる年齢です。
この時点でも、
まだ実の娘さんが家を出ていくことは思いつかなかったようです。
かなりな共依存です。
そうこうするうちに、奥さんの態度が変わっていきました・・・
毎日、何かあるごとに拗ねてしまい、
旦那さんのことを責め立てるのです。
私を見てくれていない!
私をかまってくれてない!
娘と私とどっちが大事なの?
あれ?どこかで聞いたセリフ。
それに、
私の連れ子だって家族なのに、なんで自分の娘ばっかり??
成人した娘より、
まだ小さい子(小学校低学年)を優先して
愛情をかけなきゃいけないとは思わないの?
小さい子のほうが毎日、上の娘に気を遣って我慢しているのよ!!
確かに、外食のお店選びの際は、
パパが真っ先に「何食べたい?」と尋ねるのは”上の娘”。
小学生の子は、自分の希望を
真っ先に聞いてもらったことはありませんでした。
自分とママを、この人に引き取ってもらった負い目がある
と思っていて(まだ小学生なのに!)
すごく気を遣って自分の希望を言わないでいるのです。
(アダルトチルドレン化決定ですよね・・・orz)
(ママがそういう考えを常日頃、吹き込んでいるので仕方ないですが・・・。ママもアダルトチルドレンで見捨てられ不安が強く、自己肯定感がまるでないタイプなので)
常に、上の娘が幅を利かせていて、私たちの家に
あなたたちが後からやってきた!という
序列をつけて威張り腐っている。
不健全な関係性ですよね。
話がそれてしまいましたが、
私を見てくれていない!
私をかまってくれてない!
娘と私とどっちが大事なの?
じゃあ・・・と
妻に言われて、妻を優先していると、
今度はパパに共依存の実の娘が、
パパはひどい!
私を見てくれない!
と不機嫌になります。
二人の女性から、
パパの取り合いです。
嬉しいような、ちょっとうんざりもするような。
だんだん、家の中での居場所がなくなり、
結局どちらの味方をしてもうまくいかないので、
家を抜け出して、
外の女性にちょっかいを出しに行きたくもなります(笑)
それでも、問題解決したい!これではいかん!と
覚悟を決めて
芯出しセッションを受けました。
しばらくして
構造を見抜く訓練をしていたら、彼は
はたと気が付きました。
その時の気づきはこちら↓
パパさん、良い気づきがありましたね!
カープマン劇場のおさらいです。
実の娘のことを「不憫な子」という
被害者ポジションに押し込んでいたわけですね。
加害者は、「離婚した負い目、世間体」などです。
そこから守ろうとして、
パパが実の娘の「救済者」ポジションで
頑張ってきたのですね。
「ママがいない分、しっかりしないと。」
「世間様に笑われないように、頑張らないと。」
「お父さんが頑張るから、お前はのびのびしていていいよ。何もしなくていいよ。」
その結果、何が起きていたのでしょう?
そう、実の娘の自立を奪っていたのですね
やりすぎてしまって、自立できないでいる。
共依存を生み出してしまった。
これでは、パパも自分の新しい人生を
気持ちよくスタートできません。
このあと、この頑張り屋のパパは、
娘を自立させる!と宣言して、ちゃんと独り立ちさせました。
そうこなくっちゃ!(;´∀`)
このように
カープマン劇場を真ん中から降りると、
それぞれの立場に押し込められていた相手も
すんなり一緒に降りられるんです。
呪縛が解けて、実の娘さんも自由になったのでした。
他人から責められる現象が起きているとき、
案外、自分で自分を責めていることの
お知らせなのかもしれません。
鏡の法則ですね!
アダルトチルドレン専門セラピスト
林 志のぶ
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