
以前のブログで、3.4年生のクラスで1人ずつアンシェヌマンをみるレッスンをしていると書きましたが、思うようにいかない子がいて。
思うようにいかない理由は気持ちだけなんだけど、なかなか自信が持てなくて、みんなが見てると緊張して、できるはずのことが思いきってできなくて。
でも私はこの子なら絶対にできるって信じてるから、(この子に限らずみんなですが
)帰りに話をしました。

せっかくいいもの持ってるのに、自分が自分を信じてあげなきゃかわいそうだよ。
どっちが本当の自分なの?
私はできるんだ!っていう自分?
私なんてダメだ、できない。っていう自分?
彼女は涙をポロっと流して「できる自分」と言いました。
次のレッスンのとき、
「先生、ありがとう。これ、私が作ったよ」って、折り紙で作ったキャンディをくれました。
涙を流して帰った次だったから、心配してたけど逞しくてうれしかった。
それから2回目の今日。
ビックリするほど堂々と、きっちりと、直すところをちゃんと直してみんなの前で本当の自分を見せてくれました

もう、うれしくて思わず拍手してしまいました

やっと、本当の彼女が出てきた

なんてうれしい瞬間



そんな彼女をみてみんなも喜んで、そこから学びがあったのも、みんなの表情で伝わりました。
彼女が教えてくれたものはまさに生きた学び。
あー、幸せ
涙を倍の笑顔にかえた、素晴らしい瞬間でした。

ひとりひとりが、こうして成長をしていくのをしっかり見せてくれるから、私も頑張れるんです

そんなうれしいクラスのあとに、5.6年生のクラス。
入ってきてすぐに、「先生、月がとってもきれいだよ
」って教えてくれた6年生がいました。

この子達とはついこの前、クラスが始まるときにあまりにも夕焼けがキレイで、一緒に夕焼けをみたんです。
夕焼けって、神様が創るアートなの?ってくらい、ひとつとして同じものはない贈り物みたいな気がします

そういうことに感動や、不思議や、喜びを感じられる人になるんだよって話したんです。
5.6年生、だんだん大人に近づいて、気持ちも不安定になったり、子供を忘れかける時期。
だからこそ、この子達と夕焼けをみて話せたのは有意義でした。
だから今日、月がキレイだよって、教えてくれたのがうれしかった

月がキレイなことに気がつける子でうれしかった

いろーんな子と、その日その時を過ごせることの幸せをいっぱい感じられた1日でした

パリのリンダさんが送ってくれた写真です。
遠く離れていても、いつも私を思ってくれるリンダさん

みんなにもおすそわけです
