スタジオを始める時に、作ってもらったスタジオロゴ。
これが出来てきたときに、なんだかとってもドキドキしながら、不安もあったのを覚えています
私が生徒だった時に、最後の発表会で踊ったのが、「ディアナとアクティオンのグランパドドゥ」だったから、その時の気持ちを忘れないように、スタジオの名前を「ディアナバレエスタジオ」にしました
グランの相手はボリショイ出身のダンサーで、背が高くて、日本語通じなくて、リハーサルからひっちゃかめっちゃかだった
不安の中迎えた本番。
本番のテンションがマックスになった彼は、グランジュテのリフトで軽い私を宙に放ってキャッチ
ゲネプロまでそんなことしなかったのに笑
ぎゃあ~と内心パニクってなんとかアダージオを終え、袖に入って半べそかいて女性の先生に泣きつき、「そんなことで泣いちゃダメ!」と、激しいアダージオでずれた三ヶ月の付いたティアラ(ディアナは月と狩りと純潔の女神だから
)をグッとアメピンでさしてもらい、バリエーション、コーダとのりきった、今となってはウケる思い出
生徒でいられるって、幸せだなって、未だに思います
あの時先生に直してもらったティアラをとめたアメピンの強さ、1人で自習して、うまくいかなくて、お教室の窓から夜空に光る月をみて、「ディアナは月の女神なんだよな‥」としんみりしたこと、先生にみてもらってうまくできなくて、涙が溢れたら「泣くぐらいならもっと練習しろ」と一喝されたこと、全部幸せな思い出。
そんな思いがいっぱいつまったディアナ。
ロゴはいまや、ディアナっ子の背中に、バックに付きまくり
そしてスタジオの入り口の看板にも。
夏には朝顔の衣装をつけ
今は菊の花に囲まれ
朝顔の時は偶然かと思ったら、ばぁばが上手につたを絡ませていってくれていました

ばぁば、ありがとう

ちなみにこの看板は親戚のおじさんが作ってくれて、私が色を塗ったもの。
夜にはライトアップできるようにライトを付けてもらいました
(つけるの忘れるけど
)


ディアナロゴは私の思いとともに、みんなに受け継がれています

作ってくれた人、作ろうと言ってくれた人、ありがとう

これからも初心を忘れずに頑張ります
