子供たちは1学年を無事に終えて、春休みを満喫中

新学期への期待と不安を胸に・・って、いまいち伝わってこないけど(笑)
とにかく毎回張り切ってレッスンに通ってきます

初級クラスのレッスンも、かなりのレベルアップを見せ、日々成長中。
だんだんとできることが増え、もっとやりたい!!にあふれています

そして昨日のレッスンで、バーを使ってのジャンプと頭を鍛える問題で、
できない子が数人。できないのを放っておかないのがディアナ流。
できない子ができるまで、時間をかけてもとことん付き合います。
もちろん、全員で。
私が叱咤激励を繰り返しながら指導している後ろで、一緒に練習をする子、
ストレッチをする子に分かれていました。(勝手に・・)
そのうち、あまりにも何度も間違いを繰り返すので、私がギブアップ。
というのも、問題を覚えさせるのに、順番を声に出して大きな声で発声しなくてはいけないから。。
子供たちに、順番が覚えられないうちは、お歌にして声に出して練習しなさい!といつも言っているからです。
この日の問題は、ジャンプして足を取り換える「シャンジュマン」と、取り換えない「スーブルソー」、飛ばずに立つ、降りるを繰り返す「エシャッペ」などの組み合わせ。
「シャンジュマン」というには長いから、「変える」、「スーブルソー」は「変えない」にして、お歌にすると・・
「かえる~、かえない、かえる~、かえる~」となるわけ。
それを繰り返していたらのどがガザガザに

というわけで、子供たちに、「ちょっとお歌うたってあげて」と頼みました。
もちろんこれは、クラスの連帯感を強くするためでもあります。
できない子を阻害しないで、ちゃんと待ってあげられる子に育つから。
自分にも同じ経験があればなおさら、してもらったことをしてあげられるようになりますからね

ただし、根気がいる・・こっちも子供も(笑)
そして、待っているみんなで大合唱

「かえる~かえない、かえる~かえる~」それもめちゃくちゃ大きな声で

カエルが聞いたらよろこぶわ、きっと

最終的に、ひとりずつクリアする子が増え、本人もうれしそうだけど、
お歌組も、「せんせい!○○ちゃんできてたよ!!」とうれしそう

こういうときに、「あぁ、素敵な集団になってるな・・
」って、うれしくなりますから、


苦労が吹き飛びます。
最後まであきらめずに、みんなで歌って見守って、みんなクリアしたらもう終了時間・・
「バーを片付けて、終わりにしよう」と、数人がバーを片付け、それ以外の子は
「先生、まだ少し時間あるからアレグロやりたい!!」なんて話をしていました。
私も今日はみんなよく頑張ったから「そうね、じゃあ1回だけ全員でやろうか
」

なんてご機嫌だったのに・・
「わぁ~!!バーが!!」と叫び声

なんと買ったばかりの新しいバーがバキっと折れているではありませんか





「ぎゃぁ~
なんでこんなことになってるのよ~

」





次のクラスを待っていたお姉さん組は、お歌の時から笑顔で見守っていたのですが、この一瞬で、「やばい!!先生が!!キレる・・
」


って、表情で固唾をのんでみていたのが面白かったけど

結局怒ってもしかたないし、悪気はないんだしで、無理に動かすとこうなるという教えをして終わりました



もう・・あいかわらず、すごく良い子供たちに育ってると思うとすぐこれだ。
まるで「ギャグなの!?」と突っ込みたくなるような事件をちょいちょい起こしてくれる
わが子たちなのでした



これもいい思い出・・ボンドかってこよ
