キャパが・・ | ディアナバレエスタジオブログ

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静岡県藤枝市のディアナバレエスタジオのブログです!

今日はお休みの日。なのに休日出勤・・事務仕事~あせる
月曜日から本格的に発表会のお衣装選びをして決定したら、
お衣装屋さんに送る注文書を記入。
全員の名前、スリーサイズを記入してからFAXで各社へ送信。
毎年膨大な数のお衣装をお願いしますが、これがものすごく大変な作業なのです。。
 
まず、お衣装選び。
古典の作品はだいたいデザインパターン、色が決まっているので、その中から素敵なデザインでお手頃価格なお衣装を選ばなくてはなりません。
わぁ!素敵ドキドキと思っても、2万3万もするお衣装は借りられず・・
でもやっぱり値段が良い物はデザインも良いのよね。。
装飾の数が違うし、石やスパンコールの光り方も違う。もちろん生地も違う~
ちなみにパリオペラ座のお衣装には本物の宝石も使われるんだってだから重いらしい。。
前に自分のサイズのオーダーメイドで1着作ってもらったときには20万以上かかったもの。
みんなの(ご両親の?)お財布になるべく負担をかけないように、料金にも選考基準があるので、私好みのお衣装をぽんぽん選ぶわけにはいかないのです。
まかせといて!ディアナママたち!センスのよいお手頃価格を選んでるわグッド!
 
次にぶつかる壁は「サイズ」
このデザインでこの価格、これに決まりじゃ!と喜ぶものの、
「あ・・この子のサイズ、ない・・」チ~ンとなります
だいたい引っかかるのはウエストね。
たのむよ、ホント~中級のねえさまたち~
 
そして一番大事なのが、作品ごとの色の配色、演目内の色の配色。
デザインが同じの色違いなら色のトーンはだいたい揃っているけれど、デザイン違いになると、色のトーンを合わせて選ばないといけないの。
なぜなら、とんちんかんな色を組み合わせてしまうと、
お客さんの目がチカチカして疲れてしまうから。
見ていて疲れないお衣装を選ぶのも、私の目標です。
だから同じピンクでも、強いピンク、柔らかいピンクがあって、その中から他のお衣装とトーンが合う色を選ぶのね。
これがまた気が遠くなる・・
2つ、3つ並べて合うかどうか見ていくのですよ。
写真用紙にプリントアウトして並べたり・・
ここまでやって、選んだお衣装が、手元に届いたら全然違うトーンの色だったりしたらもうひっくり返りそうになるのよねダウンダウン
過去に数回はありますが。。そうなったらもう、照明の力を借りるしかないのです。
 
今回もかなり苦戦で、なかなかイメージに合うデザインがなかったり、金額的に厳しかったり、サイズがなかったり、今までお願いしていたお衣装屋さんが閉店になっていたりと、時間がかかりましたが、ようやく、たった今、すべてのお衣装の手配が終わりました
あとは2社からレンタル可能かどうかのお返事待ち。
他は全て、OKのお返事もいただきました。
ここまでこだわって、発表会後にはいつも、見に来てくれたお客様に、
「衣装がすごく素敵だった」「色合いがとてもよかった」と言っていただけます。
舞台は総合芸術だから、踊り手の努力はもちろん、お衣装もとても大事な要素なのね。
 
届くのはまだまだ先だけど、私は一人、子供たちの練習を見ながら、
「あのお衣装を着て踊るんだよねぇ。かわいいだろうなぁ~ドキドキ」なんて密かに思っているのです
私が厳選したお衣装に見合うだけの踊りと、内面を磨いていってほしいなぁと思いますキラキラキラキラ
 
さてと。休日出勤もようやく終わったし。残りの時間は何して過ごそうかな~??
って、もう夕方じゃ・・