いよいよ7月に入りましたね
毎日暑い日が続きますが、スタジオでは未だエアコンをつけずに自然の風の中、
子供たちも私もレッスンしています

スタジオの玄関を入ると、左側の壁に、マンスリースケジュール付きのホワイトボードがかけてあります。
毎月はじめに、その月のスケジュールを書き込み、余白スペースに、子供たちへのメッセージを書き込んでいるのですが、ちゃんと読んでいるのかしら??と思っていました。
昨日、初級クラスのレッスンが始まる前にボードを書いたら、終わってから、みんな前に集まって読んでいました(笑)
今月はクラスごとにメッセージを書いたので、自分のクラスの所を熱心に読み。
初級クラスへのメッセージ→「まわりをよくみてうごくこと!うかれてふざけないこと!」
というのも、ここのところ、初級さんたちが叱られる理由がいつも同じ。。
発表会練習に入ってから、楽しくて仕方ない様子で、いつもうかれてキャッキャしていて叱られてるの

先月も、新しい振り付けに入ったらテンションが上がりすぎて調子に乗り、ものすごい雷が落ちたばかり。
「先生が経験してほしい楽しさは、みんなで集まって遊ぶ時みたいな楽しさじゃないのよ?
一生懸命頑張って、できなかったことができるようになったときに楽しいって感じてほしいの。
ただ集まって騒いで楽しいのはここで作るお友達じゃありません!!」
その時はしおらしく聞いているものの、喉元過ぎれば何とやら・・
数週間もすれば、また楽しくて楽しくてキャッキャする始末

周りをよく見て動く。これについては先週の水曜日、大事件が起き。。
リトルさんが終わって初級クラスの子が入ってくるなり、
「せんせい、トイレの水が溢れてる~」
もう失神しそうになりました

流れていないのがわかっているのに、更にトイレに入り流そうとし続けた結果、床一面大洪水。
すぐに雑巾を渡して拭かせると、同じ子がずっと拭き続け、周りにいる子は近寄ってみてるだけ。
「全員の責任だから全員で手を汚しなさい!!」とまた雷。
リトルさんのお帰りの邪魔になるのに玄関で立って動かない子も。
それで「周りをよく見て動く」が目標になりました。
でもそんな中でも「全員でやりなさい!」とか、「周りをよく見なさい!」というだけで、
濡れた雑巾を絞るためにバケツリレーならぬ雑巾リレーが考案され、
「ぬれたのこっちにまわして~」とか、「つぎわたしやるよ」とか、「そこじゃまだよ」とか
賢い声が飛び交うようになるから子供のパワーというか吸収力は限りないんですね。。
叱る労力、気力も、計り知れないですが

床掃除の後、私は一人でシュコシュコとつまりをとると、恐ろしいほどのトイレットペーパーが詰まっていました。。ガックリ_| ̄|○
帰りに冗談で、「バレエノートに、トイレットペーパーは使いすぎないって書いときなさい」といったら、本当にみんな書いて帰り笑いました
そして話は昨日に戻り、私が書いたホワイトボードの言葉をちゃんとノートに書いている初級さん。
それを読む前にまたうかれて叱られたのですが・・
「かけたら早く帰りなさい。ちゃんと玄関の網戸閉めていってね。あなたたちが帰るといつも網戸空いてるわよ・・」
「はぁ~い!!」
そして帰った後玄関へ行くと、ばっちり網戸が開いていたのでした。
もう笑うしかないわ~
疲れをいっぱい残してくけど、なんか憎めない素直が取り柄の初級さんです
