2019年6月28日~6月30日

 _____南アルプス/北岳_____

その①・・・芦安駐車場~広河原~吊り橋~大樺沢~二俣

 

続きです。

 

6月28日、広河原登山口から入山。樹林帯分岐から沢ルートの”大樺沢コース”を登りました。いくつもの橋を渡り、

残雪を歩き、二俣分岐に到着。ここは肩の小屋方面と御池小屋方面。そして、六本歯のコルの雪渓の取り付きです。

二俣分岐

 

北岳山荘・八本歯のコル方面の分岐。

最初の計画は、2日目に、ここから雪渓を登り、八本歯のコルから北岳山荘にザックをデポして、間ノ岳を往復。

北岳山荘泊でした。

でも風雨が強い予報です。ルートの変更です。白根御池小屋に2泊です。

草すべりから北岳へ登ることに変更になりました。

私は4度目の北岳ですが、この雪渓は未踏でしたので、登ってみたかった~。

アイゼンは持参していました。

 

登山者をズーム

雪渓を歩く登山者の姿。

周りには、黒い落石が転がっています。

残雪も溶けているような場所も見えます。

北岳山荘方面の案内。

落石が多いです。

 

やはり、やめて正解です。

 

この分岐でしばし休憩。

夏にはここにチップ制トイレが組み立てられます。

肩の小屋・北岳山頂方面の分岐です。このコースは過去に歩きました。

 

ここから、御池小屋へ進みます。

ルート的には戻るように歩きます。

こちらも残雪が多く、道迷いしないように進みます。

 

 

新緑の色が綺麗。

 

白根御池にとうちゃこ~~。

池の周辺も残雪が多いです。

白根御池の草すべり分岐

草すべりもこんなに雪が残っています。

 

白根御池

標高2.230mです。

御池です。

 

14時ちょうど。白根御池小屋にとうちゃこ~~。

 

白根御池小屋

ホームページ

 

私と他1名は小屋泊まりですのですぐ手続きしました。

売店と受付

乾燥室

談話室。

2階の8人部屋に6名でした。お布団1枚に一人です。清潔なお布団です。

窓から外を眺めると、テン場がみえます。

テン泊している仲間のテント。

雨が入らないように高台にセットしたようです。

でも、雨天のテン泊は・・・私は無理です。

(岩手山でテン泊した時、脱いでいた靴が雨に濡れ、その靴を履いて靴下が濡れ、低体温症になりそうでした)

 

外のテーブルは屋根があり、降りだした雨でも濡れません。

水場がすぐそばにあり無料で使えます。

 

お部屋に荷物を置いて、早速、外のテーブルでコミュ仲間と飲みます。

エビスビールでかんぱ~~い。

 

78歳単独で登ってきた関西からの登山者。

この方、個室に宿泊していました。

お名前は聞きませんでしたが、友達になり、一緒に飲みました~~。

お菓子など、おみやげありがと~~う。

 

夕食は17時から。

おいしくいただきました。

ご馳走様です。

 

小雨が降っているので、夕食後は、早く布団に入りました。

夜中に雨は止んだようです。

 

 

2日目/6月29日(土)

3時半、起床。

まだ眠っている人がいるので、そっと起きだし、廊下で準備します。

朝食はお弁当にしていただき、玄関のストーブ前で食べてしまいました。

容器は小屋のごみ箱に引き取ってもらいました。

登山に不要な荷物は小屋に置いていけました。ありがたいです。

2日目の朝。

雨具を着て、5時過ぎ出発です。

御池の先から「草すべり」コースを進みます。

すぐ、残雪を通過。

草すべりの残雪。

 

今年はほとんど花が咲いていませんでした。

咲いていた花

 

雨の登山道

カメラが防水ではないので、写真が少ないです。

植生保護柵。

例年7月、ここは黄色いお花畑です。

二俣分岐

やっと、少し咲いていました。

シナノキンバイ

葉に切れ込みが深い

ガスっていて何も見えません。

 

残雪を通過~

 

キバナシャクナゲ

雨は止みましたがガスっています。

小太郎分岐

 

振り返ると、ガスが切れて風景が見えるようになりました。

 

 

 

イワウメ

ハクサンイチゲ

 

キバナシャクナゲ

蕾も可愛い~~

 

やっと、稜線にでてお花がみられました。

 

イワヒゲ

イワウメ

 

ウラシマツツジ

コメバツガザクラ

 

ミヤマキンバイ

葉はイチゴの葉に似ている。3つの小葉

花は梅の花に似る。

 

肩ノ小屋北稜線

 

しばらく、ここで立ち止まり、景色を眺めます。

歩いてきた稜線

奥に、鳳凰三山

オベリスクかな。

 

同行者は先へ進んでしまいますが、まだ私は景色を眺めています。

置いてかないで~~。

ちょうど北岳から下山してきた登山者が、「「山頂では何も見えなく真っ白でした」と、話かけてきました。

ガスがもくもく沸いてきます。

 

急がなくちゃ~。皆の後を追います。

オヤマノエンドウ

チシマアマナ

イワベンケイ

ヨツバシオガマ

イチゲちゃん、やっと私の機嫌が良くなりました。

 

 

 

 

 

そして、肩ノ小屋にとうちゃこ~~。

肩の小屋

肩ノ小屋の脇に残雪。

 

北岳山頂がもうすぐですが・・・。

 

 

この先は続きま~~す。

 

続き・・・その③

 

ランキングに参加しています。ぽちっと押して応援おねがいします!

人気ブログランキング