２０１０年８月６日（金）～９日（月）
≪北アルプス／白馬岳～雪倉岳～朝日岳≫
を縦走してきました。
前編 ・・・１日目／東京～栂池高原～栂池平～栂池ヒュッテ泊
中編 ・・・２日目／栂池平～乗鞍岳～白馬大池～小蓮華山～
白馬岳～白馬山荘泊
後編① ・・・３日目／白馬山荘～白馬岳～三国境～雪倉岳
続きです。長い最終回になってしまいました。
３日目／８月８日（日）
白馬岳から三国境を分け、フラワーロードの稜線歩きを満喫しながら
「雪倉岳」に到着しました。
雪倉岳（２６１０・９ｍ）山頂です。朝９時２分です。
さあ、朝日小屋めざして進みましょう。
先は長いです。
雪倉岳からはザレ場を下ります。
お花畑の間を縫うように登山道があり、花撮影で遅れがちになります。
ピンクの花はシモツケソウ。濃い色です。
シモツケソウ バラ科
色が濃いです。
中央の鞍部に水場があります。
ここはツバメ平と呼ばれているところでしょうか。
ここで休憩しました。
「赤男山」の中腹を横切るように登山道がみえます。
その後方の山が「朝日岳」です。
さあ、休憩して水を補給し、出発です。
途中のザレ場
木道になりました。
ここが「小桜ヶ原（こざくらがはら）」です。
うわ～～、感動です。
コザクラ群生地でした～～～～。
イワイチョウの葉の間から、ハクサンコザクラが可憐に咲いていました。
コザクラちゃんに・・・・か・ん・ど・う～～ ふぅ～～
朝日岳への登山道を分けて、巻き道の水平道を歩き、
朝日小屋をめざします。
２ヶ所ほど雪渓を通過しました。
「水平道」という登山道ですが、ちっとも水平ではありません。
登ったり、下ったり繰り返します。
途中、水場がありました。
こちらは水量も多く、冷たくておいしかったです。
赤い屋根の「朝日小屋」が見えてきました。
朝日平に建っている「朝日小屋」です。１４時ちょうどに着きました。
「朝日小屋」のご主人。清水ゆかりさん。笑顔がすてきです。
お世話になりま～～～す。
夕飯は愛情たっぷり、美味し～～い品が並びました。
食前酒は３種類から選べました。
私は
ワインをいただきました。これも、美味しかったです。
ワインをいただきました。これも、美味しかったです。完食です。ごちそうさまでした。
夕食の後、ゆったりしていると、夕焼けがきれいよ～～～。
カメラを持つと、小屋の外へ飛び出しました。
小屋の前から、富山湾の夕景です。
なんて素敵な空の色なんでしょう。
海岸線が目の前に、近いです。
このあと、街のあかりが宝石のように輝いてみえました。
私のコンデジでは、写しきれませんでした。
４日目／８月９日（月）最終日
起きた時は雲が多かったです。「白馬岳」にも雲がかかっていました。
「朝日岳」もどんよりですね。
女将さんに見送られて５時３０分、歩き始めました。
振り返ると、どんどん朝日小屋が遠くになってきました。
こんな個所もありました。
あら～～、すてきです。
富山湾が～～～。遠く能登半島も～～。
わお～～～ こんなにくっきり街並みがみえるんですね～～。
尖ったお山は剱岳。そして早月尾根ですか～～。
そして・・・・
朝日岳（２４１８．３ｍ）山頂です。
三角点、タッチ！！
朝日岳山頂からの眺めです。
①左から、白馬岳、旭岳、清水岳（しょうず岳）と清水尾根。
お花畑もマツムシソウがアクセントで、きれいです。
② 立山・剱岳方面
③ 朝日岳山頂からみたかった風景です。、富山湾と能登半島。
青空も広がり良い眺めです。
さあ、蓮華温泉めざして下山します。
このあたりはゆったりと。
その右側に広がる光景は・・・・・・・
言葉はいらないですね。
青空と富山湾。何度見ても良い風景です。
「千代の吹上」
日本海をめざして縦走する栂海新道方面分岐です。
親不知に下るんですね。
ここから「五輪尾根」です。
ここもハクサンコザクラの群生地でした。
木道やぬかるんだ登山道です。
青ザクで休憩。眺めの良い場所です。
五輪高原もお花が多いです。
ワタスゲの綿毛が風にゆれています。
ちゃんと三角点がありました。
カモシカ坂は木道です。
右の尾根中腹に、蓮華温泉の建物がみえました。
白高地沢まで下り、あそこまで登り返します
白高地沢に到着しました。１０時４０分
早めの昼食です。これからまた登りが待っていますよ。
ランチタイム。
朝日小屋のお弁当、とろろ昆布のおにぎり。
仮設の橋がかけられていました。
この橋を渡り、沢沿いに進みます。
その前に・・・・この沢の水を詰め替えました。
冷た～～い！！
沢沿いの登山道を進むと、
架橋工事現場がありました。
ここに橋ができれば、増水時でも安心ですね。
「増水時は引き返してください」と張り紙がありましたよ。
ここから、樹林の中を登り返します。
アヤメ平通過。アヤメは咲いていなかったです。
そして、ついに、１４時ちょうど。全員無事に下山しました。
「蓮華温泉ロッジ」に到着で～～～す。
露天風呂が有名ですが、ツアーですから入りませんでした。
内湯で汗を流し、
そのあとは、
「おつかれさまでした～～～」
生ビールで、カンパ～～～イ！！こうして長かった夏山縦走も
無事に終了しました。
長い、長いレポ、最後まで読んでいただき
ありがとうございました。感謝です。