2024年5月18日(土)
江之浦測候所のつづき。
円形石舞台の周囲に置かれている、江戸城のために切り出された石。
ノミの跡ですかね、くっきりとついています。
化石窟へやってきました。
蜜柑栽培用に建てられた道具小屋を整備して、化石が展示されています。
古美術の看板は、杉本氏がNYで古美術商をやっていたときに掲げていたものだそう。
杉本氏が世界各地から収集した化石の数々↓
↓アンモナイト(ドイツ)
三葉虫(モロッコ)↑ なんか気持ち悪いね
↓左から、レプトメリックス・エバンシ(アメリカ)、貝(ドイツ)、シラヒゲウニ(フランス)、カニ(アメリカ)。
カニは現代のカニと違って、脚が3本しかありません。下の大きな化石はウミユリ(モロッコ)。
ヤシの葉と魚(アメリカ)↑
奥には縄文時代の石棒が祀られていました。
裏には、磐座。小屋を整備している最中に発見されたそう。上に覆いかぶさる木の根がすごい。
祭礼の場としての気配に満ちているため、磐座(神が宿る石)として整え、大きな石棒を祀ってあります。
化石小屋から竹林へやってきました。
数理模型0010↑ 数学上の双曲線関数を目に見えるよう模型化したもの。面白いことを考えるね。
片浦稲荷大明神↓
元は、澁谷近辺にあった稲荷社を、新たにこちらにお祀りしたもの。
数理模型0004↑
竹林の中は涼しい風が吹いていて気持ちいい
右は被爆宝塔塔身↑ 広島の爆心地近くにあった石造宝塔の塔身部分。
化石小屋の前に置いてある木化石のベンチ。
見た目は木なのに、石化しているので、座るとひんやり冷たい。常識を覆すギャップに驚き
この木化石ベンチは、カフェスペースの奥の方にもありました。
新たに設置された杉の古木。
杉本氏が気に入り、春日大社から運ばれてきたそうです。まるで盆栽のように新しい木々が芽生えています。
この下の方に、名前を忘れましたが、ある建築家の設計した建物を移築し、宿泊施設としてオープンする予定だそう。
それ以外にも新しい美術館ができるらしく、江之浦測候所は杉本氏が健在な限り進化していくようです。
つづく。
(記事が長すぎたので分ました)