マティス ロザリオ礼拝堂の再現 | ワーキングママの非日常的な日常

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備忘録としてブログ復活しました。外資系IT勤務のアラフィフ兼業主婦が綴る
◇◆おいしいもの&ときどき旅日記◆◇

2024年3月8日(金)

 

「マティス 自由なフォルム」展のつづき。

 

南仏ヴァンスにあるロザリオ礼拝堂の模型。

実際のロザリオ礼拝堂は鉄筋コンクリートで、壁は白く塗られています。

 

昨年6月に上野の東京都美術館で開催されたマティス展でも、一部展示があったと思うのですが、ここからはロザリオ礼拝堂の上祭服のためのデザイン↓

左「黒色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」

右「黒色の聖杯用覆布のためのマケット」

 

マケットというのは模型とか設計図(デザイン図)みたいな意味らしいです。

 

「黒色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」

 

「黒色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)」


黒の上祭服、かっこいいですよね。

 

「黒色のストラ(頚垂帯)のためのマケット」

 

「白色のカズラ(上祭服)のためのマケット」

左が正面で右が背面のデザイン。

 

左上から「白色の聖杯用覆布のためのマケット」

「白色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」

「白色のブルサ(聖体布入れ)のためのマケット」

 

「白色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」

 

「緑色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」

 

左「緑色のストラ(頚垂帯)のためのマケット」

右「緑色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)」

 

上「紫色の聖杯用覆布のためのマケット」

下「緑色の聖杯用覆布のためのマケット」

 

「紫色のカズラ(上祭服)のためのマケット」

左が正面で右が背面のデザイン。

 

左「紫色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」

右「紫色のブルサ(聖体布入れ)のためのマケット」

 

「薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」

 

「薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)」

 

トゲトゲは薔薇の棘を表現しているのでしょうか。


「薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」

 

左から「薔薇色のストラ(頚垂帯)のためのマケット」

「薔薇色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」

「薔薇色の聖杯用覆布のためのマケット」

「薔薇色のブルサ(聖体布入れ)のためのマケット」

 

 

ここから先は、ロザリオ礼拝堂の内部の再現。

 

一日の光彩の移り変わりをライトで再現してあり、それはもう見事キラキラキラキラ

 

 

私が25年前ロザリオ礼拝堂を訪れたときは、狭い礼拝堂の中、ずっと滞在するわけにもいかないので、ステンドグラスなどのぼんやりとした記憶しかなく。

 

信者でもないとこの光の移り変わりは体験できないでしょう。

 

 

祭壇。

 

 

 

実物のレイアウトはこのようになっています↓

 

聖ドミニクス↓

 

実にシンプルで美しい。

 

 

 

もしチャンスがあったら、またヴァンスへ行きたいなぁ。

 

ステンドグラスの光彩が写りこみます。

 

動画撮影は禁止なので、写真のみ。

 

キリスト磔刑の一連の場面を描いた「十字架の道行」↓

 

 

聖母子↑

 

実際の礼拝堂内部↓

↑赤枠のところに告解室の扉があります。

 

これがその扉デザイン↓

 

つづく。