2024年3月8日(金)
「マティス 自由なフォルム」展のつづき。
南仏ヴァンスにあるロザリオ礼拝堂の模型。
昨年6月に上野の東京都美術館で開催されたマティス展でも、一部展示があったと思うのですが、ここからはロザリオ礼拝堂の上祭服のためのデザイン↓
左「黒色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」
右「黒色の聖杯用覆布のためのマケット」
マケットというのは模型とか設計図(デザイン図)みたいな意味らしいです。
「黒色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」
「黒色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)」
黒の上祭服、かっこいいですよね。
「黒色のストラ(頚垂帯)のためのマケット」
「白色のカズラ(上祭服)のためのマケット」
左が正面で右が背面のデザイン。
左上から「白色の聖杯用覆布のためのマケット」
「白色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」
「白色のブルサ(聖体布入れ)のためのマケット」
「白色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」
「緑色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」
左「緑色のストラ(頚垂帯)のためのマケット」
右「緑色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)」
上「紫色の聖杯用覆布のためのマケット」
下「緑色の聖杯用覆布のためのマケット」
「紫色のカズラ(上祭服)のためのマケット」
左が正面で右が背面のデザイン。
左「紫色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」
右「紫色のブルサ(聖体布入れ)のためのマケット」
「薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」
「薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(正面)」
トゲトゲは薔薇の棘を表現しているのでしょうか。
「薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)」
左から「薔薇色のストラ(頚垂帯)のためのマケット」
「薔薇色のマニプルス(腕帛)のためのマケット」
「薔薇色の聖杯用覆布のためのマケット」
「薔薇色のブルサ(聖体布入れ)のためのマケット」
ここから先は、ロザリオ礼拝堂の内部の再現。
一日の光彩の移り変わりをライトで再現してあり、それはもう見事
私が25年前ロザリオ礼拝堂を訪れたときは、狭い礼拝堂の中、ずっと滞在するわけにもいかないので、ステンドグラスなどのぼんやりとした記憶しかなく。
信者でもないとこの光の移り変わりは体験できないでしょう。
祭壇。
実物のレイアウトはこのようになっています↓
聖ドミニクス↓
実にシンプルで美しい。
もしチャンスがあったら、またヴァンスへ行きたいなぁ。
ステンドグラスの光彩が写りこみます。
動画撮影は禁止なので、写真のみ。
キリスト磔刑の一連の場面を描いた「十字架の道行」↓
聖母子↑
実際の礼拝堂内部↓
↑赤枠のところに告解室の扉があります。
これがその扉デザイン↓
つづく。