先週金曜日(2024年3月8日)、会社のアートクラブメンバーで、国立新美術館で開催されている、「マティス 自由なフォルム」の展覧会へ行ってきました。
最初のほうの展示は、ニースのマティス美術館所蔵のマティスの絵画。
25年前、マティス美術館を訪れたことがありますが、写真が残っていません。記憶にあるのは、シャガール美術館へ行った後だったためか、「絵が少ない!」と思ったこと。記憶に間違いがなければ、アトリエを再現したような部屋があったのも、ぼんやり覚えています。
後は、最後に売店でマティスの版画を買ったことくらい。。
なので、あんまり期待していなかったのですが、思ったより多くの絵が展示されていました。
以下は撮影不可だったので、写真をお借りしています。
「小さなピアニスト、青い服」
この絵の背景に描かれている↑布素材の赤いムシャラビエ(アラブ風格子出窓)が、横に展示されていました。
これですね↓
「赤い小箱のあるオダリスク」
オランジュリー美術館にもあったオダリスクシリーズかな。
昨年11月に見たオランジュリー美術館のオダリスクは↓こちらの2作品。
「赤いキュロットのオダリスク」
「灰色のキュロットのオダリスク」
マティス 自由なフォルム展に戻ります。
「ザクロのある静物」この絵はどこかで見たことがある。
この後、ブロンズ像の展示ありました。
マティスは、バレエの舞台衣装も手掛けています↑「ナイチンゲールの歌」
左から、機械仕掛けのナイチンゲール、日本の匠、皇帝、侍従の衣装。
「ポリネシア、海」↑これは絵葉書です。
実物は羊毛のタペストリー↓
ここから先は撮影可。遠慮なく写真を撮ります。
「葦の中の浴女」
「ブルー・ヌードIV」マティスが亡くなる2年前の82歳のときの作品。
「波」
「花と果実」
こんな立派な貼り絵がマティス美術館にあったら、覚えていそうなものだけど、、、
まあ、ここで見れたからよしとします。
「アンフォラを持つ女」
「陶の習作、切り絵紙《アポロン》」こちらの素材は彩釉テラコッタ。
「大きな顔、仮面」
「大きなアクロバット」
「木 (プラタナス)」
「顔」
ヴァンスのロザリオ礼拝堂の模型↑
「告解室の扉のための習作」
ステンドグラス「生命の木」のための習作。
ステンドグラス「生命の木」のための習作。
「蜜蜂」マティスが生まれた町カトー=カンブレジにある、アンリ・マティス幼稚園に設置されたステンドグラスのデザイン画。
もともとは、マティスがロザリオ礼拝堂のために作成したもの。当初は「生命の川」という作品名でした。でも結局採用しなかったので、マティスの名をつけた幼稚園が誕生したときに、このステンドグラスの寄贈したそうです。子どもたちのためのものにすると決めてから、白と黒のモチーフが「ミツバチに見える」と作品名を変更したらしい。
「十字架降下」
「聖ドミニクス」
「祭壇のキリスト磔刑像」
「聖ドミニクス」
「星形のある背景の聖母子」
ロザリオ礼拝堂のための習作たちですね。
つづく。