100%モネ 連作の情景 (前編) | ワーキングママの非日常的な日常

ワーキングママの非日常的な日常

備忘録としてブログ復活しました。外資系IT勤務のアラフィフ兼業主婦が綴る
◇◆おいしいもの&ときどき旅日記◆◇

2023年12月24日(日)

 

招待券をいただいたので、夫と二人、モネ展を観るため上野へやってきました。

 

その前にまず、国立西洋美術館にて確認することが。

 

 

そう、ロダンの「地獄の門」

ありましたよ。

 

オルセー美術館で見た「地獄の門」の石膏原型↓

image

 

もともと、この門は、新しく建設される装飾美術館のために、フランス政府から依頼され、ロダンが制作したもの。

 

しかし、実際には使用されず、そのままになっていたものを、松方氏が注文して鋳造したものなんだそう。

 

立派ですねぇ。

 

中央上には「考える人」がいます。

 

 

 

門扉の外側に秘かに赤ちゃんが。気づかなかった。

 

 

ロダン「エヴァ」 イヴのことです。

 

こちらが「アダム」

 

エミール=アントワーヌ・ブールデル「弓をひくヘラクレス」

 

オーギュスト・ロダン「カレーの市民」

 

オーギュスト・ロダン「考える人(拡大作)」

 

 

地獄の門も見れたので、上野の森美術館のモネ展へ向かいます。

 

100%モネの作品というのが売りの展覧会。

 

こちらがパンフレット↓

 

オルセー美術館では、日傘をさす女や、ルーアン大聖堂など、連作が並べて展示してありましたが、今回そういう趣旨らしい。

 

ウォータールー橋の連作です↓

 

 

 

ラ・マンヌポルトという岩の絵がよかった↓ 2つ並べて展示されているので、余計によかったです。

積みわらシリーズは、↑の「雪の効果」のみで、それ以外の2点の積みわらの絵は(「ジヴェルニーの積みわら」と「積みわら」)連作シリーズではなく、普通に風景として描かれたものだそうです。

 

 

展覧会最初は、ジヴェルニーの風景写真のお出迎え。

 

 

そして睡蓮の池を歩く仕掛けが。

 

 

 

 

最初の方は写真撮影NGなので、気に入った絵を抜粋して、お借りした写真を貼っておきます。

 

「サン=タドレスの小屋」

 

「ザーン川の岸辺の家々」

 

いずれも私の好きな色合いの絵。

 

「花咲く林檎の樹」

 

「ヴェトゥイユの春」 きれいな色照れ

 

どちらも「プールヴィルの断崖」 連作です。

 

「プールヴィルの崖、朝」

 

「波立つプールヴィルの海」

 

「ヴァランジュヴィルの漁師小屋」

モネが気に入った漁師小屋。英仏海峡の美しい海岸の風景が浮かんできますね。

 

左「ラ・マンヌポルト(エトルタ)」、右「エトルタのラ・マンヌポルト」 迫力満点。

 

「ヴェンティミーリアの眺め」 これも美しい景色。

 

「ポール=ドモワの洞窟」

いい画像が探せなかったのですが、この絵の海に引き込まれそうになりました。ほんと、モネは光と色彩の魔術師だなぁ。

 

「ジヴェルニーの積みわら」

 

「積みわら」

 

最初にも書きましたが、↑の2つは連作シリーズではなく、風景としての積みわら。

 

「積みわら、雪の効果」 これは連作もの。

 

オルセー美術館で見た積みわらシリーズ↓

image

「積みわら、夏の終わり」

 

後編へつづく。