どうも、おかげさまで元気にさせていただいております。
今回はわしの前職(訪問入浴)ネタです。
訪問入浴の看護師の仕事って会社によって微妙に違いますが、ほぼリブログさせていただいたこちらの通りだと思います。
ちなみにわしがいた会社はね~、多いときは10件(以上)行った記憶が…(1日8件をベースにしていた会社だったんでね…)
お風呂の温度調整は入りと上がりの温度の指示は看護師が出していましたが、調整自体は基本オペレーターがしてましたね(看護師は状態見ながら体洗わなきゃだったし)。でも慣れないと指示出せないので、ヘルパーとオペレーターがこれまでのサービスの感じで決めてるのが実情でしたけどね。
そんな過去の記憶はともかく。
こちらを拝見して、わしは拗ねてたんだなと気づかされまして。いや薄々はわかってたけど…はっきり自覚させられましたが正確ですね。
え~と、わしは正社員として前職入社しましてね。
ええ、こちらに書かれている通り訪問入浴の看護師ってほとんどが派遣やパートなんです。
社員の看護師の求人はわりかし普通にあるんですけど、病院とかと比べると条件面で折り合わないのか?(基本給が…で手当でアレしてるせいかな?)拘束時間も長くなりがちだし、体力が必要なせいか何なのかわからんですが社員はホント少ない。
そんな中、正社員の看護師は何をするのかというと、わしが気がけていたのは「誰がサービスに来ても同じサービスができるように整備すること」。
一言でお風呂に入れると言ってもご病気の関係や住んでいる家のつくり、本人・家族の希望、ケアマネジャーや在宅医の指示などで会社で決められている基本のマニュアル通りにお風呂入れられない人なんてザラだったんで、その人のお風呂マニュアルをつくって、派遣さんだろうが新人だろうが同じようにサービスができるようにしていた…というかそういう風にやれという会社だったんでね(スタッフが新人だろうがベテランだろうが同じお金もらってるんだよby当時の上司)。
ただ、社員看護師がいない事業所も多々あるので、その場合は介護スタッフ(オペレーター、ヘルパー)がそれをやっていると思います。
で、サービスに回っているときは3人で助け合ってフォローしあって仕事するしかないので、ベテランのスタッフになるほどフォロー上手になっていきます(もちろん例外もある。わしもあまり得意ではなくてね)。
が、社員だとフォローされる側でいられるのは新人のころだけで自分がフォローする側になっていかないといけないのもあり。
スパルタで鍛えられます(だから爆弾BBAの件なんてほんとこいつバカかとしか思えなかった。当時の上司の一人がスパルタ好きだったのもあるとは思いますが)。
ケアマネジャーや在宅医、訪問看護などとの連絡とか利用者さんの浴槽への移動とか派遣さんだったら介護スタッフが引き受けてくれることも社員ナースだったらしないといけなくて。
なのでわしは在職中から思ってました。
「派遣さんてどれだけお嬢様やねん」と。
いやまあ、初めての職場、初めてのお客さん相手に1日お仕事してもらうわけですし、1日あちこち移動で車に揺られますし、最悪いるだけでくたびれるのは重々承知なんですが(なのでわしは派遣では仕事ができないです。わしは派遣で仕事するには要領の良さが必要だと思ってるんで。わしは要領悪いんだよね…)。
それに会社側としてもできれば「今日が入浴初めてです~」という派遣さんより経験があって慣れている派遣さんの方に来てほしいし、毎回違う派遣さんが来るよりもいい人だったら同じ人にまた来てほしいと思ってるんです。
そして何よりもお客さんに問題なくサービスを提供しなければいけないのと、それ以前にスタッフが3人そろわないとサービス自体に行けないので(法律違反になります)。
めちゃめちゃフォローするし、気を遣うのが当たり前だったりします。
会社によってはまた来てもらえるようにお給料のほかにお昼やおやつとかも出しているところもあるとかいう噂を聞いたことはあるけど…それについての真偽は不明です(笑)。
ええ、わしも派遣さんみたいにちやほやされたかったなと拗ねてたことに改めて気づかされました次第。
あと、これはわしの被害妄想でいいんだけど。
派遣さんばかり丁寧に扱われて社員のわしはいいようにこき使われて利用されてどうでもいいように扱われているような気がして面白くなくってね(ただし派遣さんは会社や仕事その他が気に入らなかったり、相性が悪いと思われたら二度と来てくれません…。会社側でもこの人は合わないと判断した派遣さんは「できれば違う方を…」とお願いしたりしてたけど)。
派遣さんでまわるんだから、もう派遣さんで回せばいいじゃんってね…。やっぱり拗ねてただけですね。イヤハヤ。
派遣さん来てくれるおかげで社員のわしは休みもらえてたのにね。
拗ねたわしはホント無意識だったんですけど、それで体を壊したんでしょうね。
やれやれ。
長くなっちゃいましたが、わしの恥ずかしい告白(?)にお付き合いいただき、ありがとうございました。