Bye Bye/Dalida | 月と音の丘の放送局

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宝塚歌劇の使用楽曲を紹介しているサイト「月と音の丘の仲間たち」のブログです。
音楽に関することを中心に思ったことを書いていけたらいいなと思います。

こんばんは。
基本原曲をみつけたという話か佐藤健のことしか書いていないこのブログですが、たまには趣向を変えて、印象に残っている楽曲について書きたいと思います。

今年は宝塚にとって創立110周年という節目の年。
そのためか各組のトップ・トップ娘役の退団が多く、さよならショーやリサイタル・ディナーショーなど退団直前のイベントが続いてます。
そんなわけで今回はさよならショーで印象に残っている原曲を紹介したいと思います。
これについては私の中では一択、これしかない!
この曲です。

Bye Bye/Dalida

1985年の大地真央さんのさよならショーで使われてた曲です。
大地さんが白燕尾で大階段を降り、組子の歌をバックに手に抱えた薔薇を客席に配りながら銀橋を歩き、最後ソロで歌ってました。
たぶんこの曲が宝塚で使われたのはこの時だけ(私の知る限り)だと思います。

この場面、かなり強烈に印象に残っております。
当時まだ幼稚園児だったのでファンになる前でしたが、母親が大地さんのファンで退団公演の「ヒートウェーブ」とさよならショーの映像(ビデオで劇団が販売したのを買ってきた)をビデオでよく見てたんですね。
今にしてみれば、刷り込みを受けたと思うのですが・・・。
まだ子供だったんで宝塚だという感覚もなく、普通の番組を見るのと同じ感覚で見てました。
原曲を知ったのはずっと後(大人になってから)でしたが、初めて聞いた時は「この曲はあの場面の!」と喜んだものです。

大地さんと言えば、初めて燕尾服で最後の階段降りをしたスターとしてその名を残しています。
この頃のさよならショーはまだ形式が今程はっきりしていなかったのでしょうか。
最近は退団挨拶の後「フォーエバータカラヅカ」か「さよなら宝塚」を歌って終わりというケースが多いですが、大地さんは退団挨拶の後フランク・シナトラの「Let Me Try Again(Laisse Moi Le Temps)」をソロで1曲歌いあげてます。