無庵日録 (1221) 無知と無関心 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/06/25 (火)

 世の中には知らないことや無関心なことが多い。取分け時代の変遷が顕著になってくると無知無関心と云える範囲と、そうとは限らない範囲を学ぶことがある。

 

 世間は単純に言えば「知らなくとも良い、知らない方が良い、知る必要が無い、等々」そんな範囲がある。だが時代の流れから<知る事が出来る能力>が無い場合も少なくない。

 

 生存や生活を維持するには、知らなければならない事を知らないと生きて行けない。一言で云えば<学校・家庭・社会>で必須とすべき「常識」を身につけることに他ならない。

 

 戦争ほど常識を逸脱している行為はない、生き行くための常識が欠落すると狂気という病気を誘発する。戦争は狂気そのものである。

 

 戦争は常識で治まらないではなく、常識がないと治まらない。選挙の投票率に3:5:2という観方がある。無投票や白紙投票や無効投票が5割も占めると非常識な結果を生じるだろう。