無庵日録 (1220) 高齢者の変遷 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/06/24 (月)

 今日の毎日朝刊「高齢者は何歳から」を読み時代の変遷は高齢者の在り方にも及んでいると思った。日本の高齢者は2040年で人口の約35%が65歳以上と推計されているが「老いた人」だけでなく「若返り」も進んでいると伝えている。

 

 日本老年学会はこの20年で高齢者の要介護率も、病気の受診率も低下しているので健康な人が多い65~74歳を「准高齢者」としている。何れにしても65歳以上の人を一括して「老いた人」とせず「若返り」の進んでいる健康な人との比率に興味がある。

 

 何れにしても65歳以上ではなく、75歳以上の人口比率の推計を必要とする時代になっている。平均的に75歳頃から自然と体力低下を感じる人がいるとしても、自分の経験では若い頃とまったく変わらなかった覚えがある。