無庵日録 (1194) 遺伝子と人生観 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/05/29(水)

 生物はすべて<遺伝子の働き>で生存している、人間も生物の一環として生まれつき独自の遺伝子を持っている。唯どれほどに優れた遺伝子もOFFされた状態で生涯を終える人が少なくない。人生観として認識すべきはそれも遺伝子の働きと受けとめたい。

 

 遺伝子は単純に3種類つまり優性良性・従順・劣性悪性と分かれる。何れの遺伝子がON/OFFの働きをするか、個々人の人生観に関わっている。人生で最も重要な生き方は生存や生活環境もあるが<心という意識の持ち方とその行動次第>である。

 

 心という意識は無意識の遺伝子の働きに直結している、つまり心とは意識と無意識に関わっている。人生はおそらくその二つの働きそのものと言える。<遺伝子を学ぶことは人生を学ぶことに他ならない>