無庵日録 (1177) 私見 裏金問題を機会に | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/05/12 (日)

 日本の借金は2024年3月末1297兆円、日本のGDPの2.6倍になる。一般企業なら当然に倒産している異常な財政の実態を海外各国は如何に評価しているのか。国家の資産や国民や企業の資産を担保の観方にしていると聴いたことがある。

 

 日本の国家・国民・企業の資産総額を知らされることはない。この赤字財政の流れを断ち切るための政策について、国家予算で与野党は何故借金の上限を討議しないのか。何故に返済計画決めないのか。企業と同様にすべき政治家は出ないのであろうか。

 

 日本政治は与党の裏金問題の失策で政権が移動すると予測されている。だが現在の野党が政権を担えるのか懸念される面が少なくない。真剣に政治を考えるなら与党内にも、反与党派の心ある政治家がいる、一方野党各党にもそんな真剣な政治家がいる。

 

 この時期に真剣な政治家たちの集いの力を出さなければ日本の将来はとても暗い思いを受ける。現在の与野党ともに日本の未来を真剣に考えて、真剣な政治家を出すための新党を立上げる機会かもしれない。