2024/01/20
優れた陶磁器には何の知識がなくとも心惹かれる。仏像彫刻にも感じたが大げさに言えば生きていて良かった出会いを覚える。大阪の東洋陶磁美術館には、いつ出かけてもその前に佇んでいたい美しい高麗青磁器がある。
先日(1/16)の朝日夕刊に東京の出光美術館で開催中の展覧会に展示されている中国青磁「青磁鎬文壺」の写真を観て直ぐ東京へ行きたいと思えるほど心惹かれた。そんな思い込みを受けてやない青磁器にあらためて深い感銘を覚える。
新聞に掲載された写真は、実物を彷彿させるほど撮れている。今書斎でA4額に入れて眺めている。実に美しい、これを制作し
た工人の無意識の想像力とその構成力に感嘆させられる。今日は久しぶりに東洋陶磁美術館を訪ねよう。